宇宙航空研究開発機構(JAXA)が火星の生中継@大阪・関西万博
5月
10日
構想によりますと、火星の衛星を調べる計画「MMX」の探査機で火星を撮影し、映像を地球に送信して生中継します。詳細は未定ですが、会場で大型スクリーンに映写する方法が考えられます。
探査機は同年8月、火星付近に到着する見込み。会期中の5~11月に継続的に中継すれば、前半は火星に徐々に接近していく様子が確認できます。高度200~300キロで火星を撮影すれば、地形が分かる可能性もあるといいます。
万博での宇宙からの中継は過去に例がないとのこと。1970年の大阪万博では 「月の石」 が展示され、多くの宇宙ファンが詰めかけました。
探査機は令和6(2024)年に打ち上げられ、火星の衛星「フォボス」に着陸。物質を採取して11年に地球へ持ち帰り、火星に2つある衛星の起源の解明などを目指します。