記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon

新種「サンリクモズク」@宮城県南三陸町

スレッド
< 「サンリクモズク」(画像:... < 「サンリクモズク」(画像:神戸大研究チーム) >
食用の海藻としておなじみの「モズク」の仲間の新種を、神戸大の<川井浩史>教授(藻類学)らの研究チームが発見しています。東北地方の太平洋沿岸に分布しており、「サンリクモズク」と命名されました。外見がよく似ている「フトモズク」と区別されないまま、長年食用になってきたとみられています。

日本の海には、「オキナワモズク」や「イシモズク」など、様々な種類のモズク類が分布しています。研究チームは、モズク類の遺伝子を幅広く調査。十数年前に宮城県南三陸町で「フトモズク」として採取された標本の遺伝子を解析したところ、別種である可能性が判明。

そこで、宮城県の沿岸で改めてこのモズク類を採取し、DNAの塩基配列や体の構造を詳しく調べました。その結果、「フトモズク」とは別種と判明し、新種の海藻として日本藻類学会英文誌(オンライン版)に論文を発表しています。

「サンリクモズク」は、浅い海の岩の上などに春から夏にかけて生育。いまのところ、三陸地方沿岸の一部地域でしか分布が確認されていません。
#ブログ #藻類

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
この投稿へのコメントはできません。
ハッピー
悲しい
びっくり