< 自然界で暮らすトキのペアから今年初めて生まれたひなに、餌を与える雄の「トキ」(画像:環境省提供) >
環境省は4月23日、新潟県佐渡島の自然界で暮らす国の特別天然記念物「トキ」のペアに、今年初のひなが誕生したと発表しています。野生下のふ化の確認は、2012年から8年連続になります。
ひなが生まれたのは、佐渡島内の飼育施設などで生まれ放鳥された9歳の雄と8歳の雌のペア。同日午前7時半ごろ、モニタリングチームが、ひな1羽にエサを与える雄の姿を確認しました。
同省は現在、営巣中の46組のペアのうち37組の抱卵を確認しています。同省によりますと、今回のふ化を含め、「例年と同じく、順調に進んでいる」とのことです。
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