「手塚治虫記念館」リニューアルオープン
3月
29日
同館は日本のマンガ文化の発展・向上に大きな役割を果たした<手塚治虫>(1928年(昭和3年)11月3日~1989年(平成元年)2月9日)の業績を記念し、同氏のメッセージ「自然への愛」・「生命の尊さ」を広く発信、青少年に夢と希望を与える施設として1994年4月25日に開館しています。
今回のリニューアルでは、「宝塚と手塚治虫の関係」がより分かりやすく見られるよう、1階常設展示室を再構成、英語表記にも対応した解説文を作成されています。2階の情報・アニメ検索機ではハードウェアの更新とあわせて、今まで同館で見られなかったアニメーション作品を追加し、1階の映像ホール「アトムビジョン」でも新規上映作品として<手塚治虫>の実験アニメーション作品を観ることができます。さらに、展示内容を随時入替するテーマ別展示棚を2階に新設。4月1日から10月28日(月)までは、手塚治虫生誕90周年を記念して、<水野英子>さんや<里中満智子>さん、<ちばてつや>さんなど約90人の漫画家たちが手塚作品のキャラクターを描いたイラストが3回に分けて展示されます。
4月1日から5月6日(月・祝)まではリニューアルオープンと開館25周年を記念したイベントも多数実施。先着100人に記念ポストカードの配布(4月1日)や7代目館長<河合晋一>による館内ガイドツアー(4月1日)、トークイベント「AIはアトムになれるか」(4月27日)、観光大使サファイアの記念館ガイドツアー(4月30日・5月5日)などが行われます。そのほか、4月1日から6月24日までは第76回企画展 生誕90周年記念『OSAMU TEZUKA MANGA NO KAMISAMA Ⅱ ~フランスからみた手塚治虫~』も開催されます。