しっくい製のシーサー全面撤去@名護市庁舎
2月
3日
1981年の庁舎完成時に56体が設置されていましたが、近年は台風や塩害の影響で破損したり落下したりしています。瓦職人が一体一体手作りしたシーサーは市のシンボル的存在だっただけに、驚いています。
同庁舎(設計:象設計集団)は、1981年に日本建築学会賞を受賞した建築です。台座から海を望む56体のシーサーは市内に55ある字あざ(集落)と市庁舎自体を表しています。しかし劣化が進み、現在は残っているのは45体になっています。
市は比較的状態のいい10体は博物館倉庫に保管し、残りは処分する方向です。