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産卵の北限更新@ウミガメ「タイマイ」

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< タイマイの子ガメ > < タイマイの子ガメ >
絶滅危惧種のウミガメ「タイマイ」が沖縄県国頭村辺戸岬近くの砂浜で産卵していたことを、村内に住む日本ウミガメ協議会会員の<嘉陽宗幸>さん(65)が確認した。これまでは同村楚洲が沖縄の北限で、約7・7キロ更新した。温暖化や個体数が増えた影響が考えられるという。

<嘉陽>さんは昨年8月12日と同31日、辺戸岬すぐ南の宇佐浜(うざばま)で2カ所の産卵を見つけました。10月2日と同30日にはそれぞれの場所でふ化した子ガメが地上に脱出したのを確認しています。産卵数とふ化率は177個(69%)、180個(58%)でした。

過去にはさらに北の奄美大島や加計呂麻島でタイマイとみられる卵や子ガメの記録がありますが、産卵とふ化をそろって観察した例はありません。「タイマイ」は東南アジアやオーストラリアに多く生息する。沖縄で産卵する他のウミガメ、「アカウミガメ」や「アオウミガメ」と比べても確認例が少ない。

ウミガメ協議会付属黒島研究所の<亀田和成>主任研究員は「沖縄はタイマイ産卵地の北限で、外部要因の影響が表れやすい。温暖化や個体数増が考えられる」と分析しています。

<嘉陽>さんと協力して卵や子ガメがタイマイであると確認した沖縄美ら島財団総合研究センターの<河津勲>上席研究員は、「北限で定常的に確認できれば少なくとも絶滅に向かっていないことが分かり、調査には大きな意味がある」と語っています。
#ウミガメ科 #ブログ #生物

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