文部科学省は26日、第60次南極地域観測隊が乗った観測船「しらせ」(1万2650トン)が、日本時間25日午後8時25分ごろ、昭和基地の沖合約500メートルの定着氷に接岸したと発表しています。接岸成功は6年連続となっています。 今後、燃料や食料などを基地に運び込む。作業が順調に進めば、来年2月下旬に越冬隊が交代する予定で、4月上旬に日本に到着する予定です。 「しらせ」は11月10日に東京・晴海を出港。船体を乗り上げて氷を砕く「ラミング」を344回繰り返して接岸地点に着いています。今月22日からはヘリコプターを使った物資輸送を始めていました。