本日は「ミッキーマウス誕生90周年」
11月
18日
<ウォルト>は大きな丸い耳をした元気な小さなネズミを思い付き、はじめ「モーティマー」という名前を付けたのですが、恥をかくの動詞であるモーティファイと似ているため猛反対した<ウォルト>の妻<リリアン>(1899年2月15日~1997年12月16日)の提案により「ミッキー」と名付けられました。
1928年11月18日に公開された<ミッキー>が主人公の、世界初の短編トーキーアニメーション『蒸気船ウィリー』は大成功を収め、その後次々と<ミッキー>の映画が作られていきました。
<ミッキー>の声を演じていたのは<ウォルト>自身。1932年、<ウォルト>は<ミッキー>を生みだした功績に対して、アカデミー名誉賞を贈られています。
第2次世界大戦が勃発すると、ウォルト・ディズニー・スタジオは商業活動のほとんどを中断しました。
戦後<ミッキー>はアニメーション映画のスクリーンに戻りましたが、新しいメディアであるテレビにも登場し、1950年に短編映画『ミッキーの大時計』が、クリスマスの特番としてテレビ放映。その5年後には、テレビ史上で最も成功した子ども番組のひとつである『ミッキーマウス・クラブ』が制作放映されました。
これらの功績により、1978年<ミッキー>はアニメーション・キャラクターとして初めて、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星型プレートに名前を刻まれる栄誉に輝いています。
1983年<ミッキー>は映画『ミッキーのクリスマスキャロル』で再びスクリーンの世界に登場。そして1990年には『ミッキーの王子と少年』で一人二役も演じました。
近年では<ミッキー>と仲間たちの登場する劇場版の新作短編『ミッキーのミニー救出大作戦』(2013年)が公開されています。この短編ではアーカイブから抽出した<ウォルト>の声を<ミッキー>の声として使用。<ミッキー>はこの作品で10回目のアカデミー賞ノミネートを受けています.