2001(平成13)年の10月12日、伊予鉄道の路面電車区間で「坊っちゃん列車」の復元運行が始まりました。
初代は、1888年10月28日に伊予鉄道が松山(現在の松山市) ~三津間を762mm軌間で開業した際に、ドイツ・ミュンヘンのクラウス社製B形蒸気機関車(甲1形)2両で運行を開始しました。牽引される客貨車も鉄道開業に伴う資材調達全般を請け負った刺賀商会の手配でドイツから輸入されましたたが、これらはあまりの小型さゆえに分解されず、完成状態のまま木箱に詰めて納品されてきたという逸話残っています。。
<夏目漱石>の小説『坊っちゃん』で、、四国・松山の中学校に赴任する主人公の坊っちゃんがこれに乗ったことから「マッチ箱のような汽車」と表現された、かつて伊予鉄道で走っていた蒸気機関車がけん引する列車。それを復元したものです。
ただ、この復元された「坊っちゃん列車」。蒸気機関車のように見えますが、煙を出して松山の街中を走るわけにもいきません。そのため実は、ディーゼル機関車です。煙突からは煙に見立てた蒸気が出ています
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