日本にフランスパンを定着させたフランスパン職人で、兵庫県芦屋市のパン店「ビゴの店」の創業者、「フランスパンの神様」と呼ばれた<フィリップ・ビゴ>(本名・ビゴ・フィリップ・カミーユ・アルフォンス)さんが17日、病気のため亡くなっています。76歳でした。
1942年9月、ナチスドイツ占領下のフランスで、パン職人の3代目として生まれました。パリの店で見習い修業をしながら、国立製粉学校製パン科に入学。フランスパンの権威、<レイモン・カルベル>氏に師事しています。
東京国際見本市でフランスパンを製造実演するため1965年に来日し、大手ベーカリー「ドンク」で技術指導するなどフランスパン普及に貢献されました。1972年に独立して開いた 「ビゴの店」 1号店をオープン、関西有数の人気パン店として知られています。以降、西宮や宝塚、神戸市などのほか東京にも出店し、カフェやレストランも展開しています。
2003年に母国の最高勲章「レジオン・ドヌール勲章」が授与され、2017年には厚生労働省の「現代の名工」にも選ばれています。
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投稿日 2018-09-19 06:42
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投稿日 2018-09-19 06:52
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投稿日 2018-09-22 20:59
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投稿日 2018-10-06 15:45
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