名古屋で「松坂屋」と並ぶ老舗百貨店の 「丸栄」 は、モダニズム建築の巨匠、<村野藤吾>による建築で、エレベーター扉は<東郷青児>(1897年~1978年)のデザインで有名です。
扉絵の原画は、丸栄が東郷に依頼したオリジナル作品で、果物かごを持つ2人の女性がデザインされている。1953年10月に設置され、地下2階から9階までのエレベーターの全22扉に描かれています。
「丸栄」は、惜しくも6月30日をもって閉店してしまいましたが、<東郷青児>の扉はどうなるのかと、気になっていました。
建物は9月から取り壊される予定ですが、どうやら「扉絵は保存する方向で検討したい」と同社が発表しているようで、一安心です。
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