4つの目の「トカゲ」
4月
16日
このトカゲはオオトカゲの一種で全長1~2メートル。米ワイオミング州で1871年に発掘された化石をエックス線で詳しく調べたところ、通常の目とは別に、頭頂部に小さな2つの特殊な目を持つことが分かりました。
トカゲやカエル、魚の一部は3つの目を持つことが知られています。「第3の目」はホルモンを分泌する松果体という脳の器官から延びており、太陽の光を捉えて体内時計を調節しているとみられています
今回のオオトカゲの特殊な目も光を捉えていたらしいが、2つのうち1つは松果対とは異なる器官から延びていました。このため現生トカゲが持つ第3の目は、カエルや魚とは違う進化をたどって生じた可能性があると共同研究チームはみています。