「新型の高速船」@JR九州高速船
3月
6日
2月28日(水)、アルミ船体の高速船を専門的に建造するオーストラリアのオースタル(AUSTAL)社と契約を締結。2020年7月の就航を目指し、新型高速船の建造を進めます。
新型高速船は、3つの船体をつないだ構造の三胴船(トリマラン)で、全長は83m。定員は現行船「ビートル」の倍以上である502人、建造費用は5260万米ドル(約55億円)です。福岡~釜山間を速度37ノット(約69km/h)、約3時間40分で結びます。
船内は回遊性を確保し、売店や免税店を充実させます。デザインは、JR九州の豪華寝台列車 「ななつ星in九州」 などを手掛けた工業デザイナーの<水戸岡鋭治>さんが担当します。
JR九州高速船の博多~釜山航路と比田勝(対馬)~釜山航路は現在、高速船(ジェットフォイル)の「ビートル」3隻で運航中。博多~釜山間は約3時間5分、比田勝~釜山間は約1時間10分で結んでいます。なお、新型高速船の就航後も、現行のジェットフォイルは引き続き運航に使用される計画です。