神戸ご当地(866)「カミクラゲ」@神戸市立須磨海浜水族園
2月
25日
「カミクラゲ」は、その名が示す通り、髪の毛を思わせる長い触手が多数あることが特徴で、触手を広げて水中を漂う姿が幻想的なクラゲです。
冬から春にかけて見られ、須磨の海では1月下旬頃に2、3センチメートルほどの個体が姿を現し始めます。この時期、海のなかではクラゲの餌となるプランクトンが大量に繁殖し始めるため、カミクラゲ以外にも様々なクラゲが見られ、一足早い春の賑わいを見せています。その賑わいのなかに忽然と姿を現すカミクラゲは、「春を告げるクラゲ」と呼ばれることもあります。
カミクラゲは最大で10センチメートル程になりますが、5月頃になると須磨の海からぱったりと姿を消してしまいます。
カミクラゲ