瀬戸内海の春を告げるイカナゴシンコ(稚魚)漁について、兵庫県立水産技術センター(明石市)が今シーズンの漁況予報を発表しています。播磨灘は「平年を下回り、昨年並み」、大阪湾は「平年を下回り、昨年並みか昨年をやや上回る」と、ともに不漁予報との判断です。
同センターは昨年12月、主な産卵場である播磨灘の鹿ノ瀬海域で親魚の採集調査を実施。1回当たりの採集尾数は11・4尾で昨年の10・5尾を上回ったものの、平年の186・7尾を大きく下回っています。
1月に実施した稚魚の採集調査では、播磨灘が1地点当たり1・2尾(昨年1・1尾)、大阪湾は同6・3尾(同2・5尾)といずれも増えたが、分布量は低水準だった。瀬戸内海の水温は平年より1~2度ほど低く推移しており、稚魚の成長速度は平年をやや下回るとしています。
昨年はキロ当たりの価格が、最盛期の4~5倍で推移していましたが、阪神間の風物詩である「くぎ煮」として期待されている方が多く、価格が高くとも 「我が家」 も例年通り調理しておりました。
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