JR姫路駅名物の 「えきそば」 で知られるまねき食品(兵庫県姫路市)は10月末、台湾で駅弁販売店「駅弁屋まねき」を開店します。海外出店は初めてになります。幕の内弁当に加え現地の弁当文化に即した箱型の弁当を手ごろな価格で販売します。幕の内弁当は、同社が1889(明治22)年に、日本で初めて販売しています。当面1日300食を目標に据え、新たな市場開拓を目指します。
同社は世界的な日本食人気を受け、弁当の海外進出を検討していました。約4年前から台湾進出に向けて市場調査を実施。昨夏、現地の物産展に出展し好評だったため常設店の開設を決めました。
店舗は同国有数の乗降客数がある台北駅構内に出店。14種類の弁当を取りそろえ、おにぎりや揚げ物など単品メニューもある。食材は現地調達ですが、日本の味付けを基本に提供されます。
現地の弁当は白米の上におかずをのせて提供するのが一般的で価格も65~100台湾元(240~370円)と買い求めやすいのが特徴。同店でもとんかつや唐揚げなどを白米にのせた「99元弁当」を売り出し、需要を取り込みたい考えです。
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