旧日本軍の機体を復元した零式艦上戦闘機 <零戦> が神戸空港内ヒラタ学園神戸エアセンター(神戸市中央区)に駐機しています。イベントなどで日本各地を飛行中で、同空港に立ち寄っています。
旧機体は、三菱重工業が1940年代初頭に製造し、太平洋戦争中、南方戦線で撃墜されたとみられています。70年代に米国調査団が、パプアニューギニアで旧機体を発見。その後、復元された機体は、米国人コレクターが購入し、2001年に公開された映画「パールハーバー」の撮影にも使用されました。
同機は2017年6月3日(土)、4日(日)に開催された『レッドブルエアレース千葉2017』において、戦後初の日本人操縦による零戦の歴史的ともいえる飛行が実現しました。この零戦は「零戦里帰りプロジェクト」を主宰する、ゼロエンタープライズ・ジャパンの<石塚政秀>さんが所有する機体です。
<石塚>さんは日本での<零戦>の永年動態保存を目的として2014年に初めてこの機体を日本へ持ち込み、2016年にようやく国内での初飛行を実現、その後アメリカへいったん戻し、日本人パイロットの操縦訓練を実施したのち、改めて来日を果たしました。
最初の零戦の「帰国」から3年目にして、ようやく念願であった一般公開飛行を実現できました、「今後の公開飛行については2017年6月末現在未定で、資金的にかなり厳しい状況にあり、このままでは零戦を手放すしかない」という危機的な状況にあるそうです。
世界的名機の<零戦>、現在飛行可能な機体は本機含め世界で4機しかないといい、石塚さんは「零戦里帰りプロジェクト」を立ち上げ、イベントの開催などを計画しながら動く状態で保存できる施設を探されています。
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投稿日 2017-06-28 20:35
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-06-28 21:08
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投稿日 2017-06-29 20:20
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投稿日 2017-06-30 06:10
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