ファルコン植物記(1962)<アジサイ>(16)【シチダンカ】
6月
14日
山紫陽花との違いは、両性花が退化していて花が咲く前に落ちてしまうことと、装飾花が重弁花していることです。
和名の【シチダンカ(七段花)】は、萼片が7段重なるところから命名されています。
江戸時代に栽培され、ドイツ医師<シーボルト>の『日本植物誌』でも紹介され、130年間幻の花となっていましたが、神戸の六甲山に自生しているのが1959(昭和34)年に発見されました。以後六甲山を中心に分布を広げています。
投稿日 2017-06-14 15:29
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