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- ファルコン昆虫記(782)同定できない(56)<昆虫>(6)
後翅の飛翔機能が退化し、変化した可動器官を <平均棍> といいますが、写真の昆虫も左側側部、真ん中の脚と後脚の間に見てとれますので、まずはハエ目(双翅目)の<昆虫>だと判断できます。
体長20ミリ弱、外観的に「ミズアブ科」の昆虫までは分かり、この科は世界中に約400属2000種が分類され、日本では73種が記録されています。
日本での代表的な「ミズアブ科」の<昆虫>としては、「ルリミズアブ」 がいますが、この種は体長が15ミリ未満と小さく、脚の節ごとに黒色と黄褐色の色となり、「アメリカミズアブ」 は、触角が長く腹部に白い斑紋が二つあり、また足の節ごとに色が違い、「コウカアブ」は第二腹部が白色で、また足の節に黄褐色が入ります。
手持ちの資料では種の同定は難しく、今後判明することを期待し、とりあえず記録です。
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