ファルコン植物記(1893)赤紅色の花【ベニバナトキワマンサク】(2)
4月
19日
美しい花色をしていますので、庭木としてもよく利用されています。たまに訪れる公園なのですが、本種を見かけた記憶が無く、植え込まれて新しいのかも知れません。
マンサク科トキワマンサク属の常緑樹ですが、淡白黄色の花弁の「トキワマンサク」は落葉樹です。
リボン状の花弁は4枚、雄しべも4本ですが、枝先に6~8個密集させて花をつけますので、ひとつひとつの花形状はわかりづらいです。
「マンサク(満作)」の名の由来は、花が枝一杯に咲きますので「豊年満作」に通じる説と、早春に他の花に先駆けて咲きますので、「先ず咲く花」が転訛したという説があります。