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- 今年の読書(27)『ようするに、怪異ではない。』皆籐黒助(角川文庫)
主人公は、東京から鳥取県堺市にある高校に入学した<冬目皆人>です。
入学式早々、1学年上の<ハル先輩>こと<春道兎鳥>が主催する「妖怪研究同好会」に入部させられますが、彼女は筋金入りの妖怪マニアでした。
本書には妖怪が引き起こしたとされる、部室に出る幽霊、天窓から覗くサングラスをかけたアフロヘアーの男、コンビニでの盗難事件など、妖怪絡みと称する事件が5話納められています。
とある過去の出来事から妖怪嫌いの<冬目>ですが、<ハル先輩>の妖怪事件だという思い込みを解き明かす青春ミステリーとして、肩を張らずに楽しめました。
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