神戸ご当地(339)<グリーンアート展>(20-5)【春望】@「umie」
11月
3日
写真のオブジェは、茨城県の<禿鷹墳上>による【春望】という作品で、審査員特別賞を受賞しています。
作者曰く、<人間中心的近代文明がもたらした温暖化で死にかけている1本の枯れ木とその技術、再生至上の近代文明を暗示する金属製の松葉杖にかろうじて支えられる表現を通して、21世紀の現代文明における自然との調和の大切さを改めて喚起する>
何ともいたわしい枯れ木の姿ですが、何事も近代文明の技術だけを用いて自然を制覇しようとするおろかな人間世界が見事に象徴されている作品だと感じました。