石垣にとまった瞬間は遠目から、「ルリミズアブ」 か 「アメリカミズアブ」 かなと近づきましたら、何と体形の細長いハエ目(双翅目)の昆虫で驚きました。
ハエ目に属する昆虫は世界中で約12万種が記録されていますが、実際にはまだ名前がついていない未掲載種があと12万種はいるだろうと推定されています。
日本のハエ目は1989年時点で5289種でしたが、昨年には7658種と種数が増えています。昆虫の世界でもハエ目は人気がないようで、研究が進んでいない分野です。
似通った体形・形状の種が多く、それだけに姿・外観からの同定は非常に困難を極めますが、本種は特徴ある体形からモモフトホソバエ科に間違いが無く、体色が黒色ですので日本で確実に知られている【クロフトモモホソバエ】と同定しました。
体長10ミリ程度ですが、和名は名所通り体色が黒色で、第三脚のモモが太く、細長い体形です。
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投稿日 2015-10-03 09:37
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-10-03 09:40
ワオ!と言っているユーザー