茎の両側に葉が互生してつき、先端から花茎が出て一輪目の開花から、複数の花を順次咲かせつつ球形状の花序になる【エピデンドラム】の大きな植木鉢を、某住宅の玄関横で見つけました。 ラン科エピデンドラム属の植物で、原産地は中南米、「カトレア」(ラン科カトレア属)の近縁種に当たります。 原種は約1000種とも言われ本来の花色は橙色ですが、多くの園芸品種が育成され花色も多彩になり、 淡い黄色 や 赤桃色 などを紹介してきました。 【エピデンドラム】の多くは細い茎ですが、写真の種は割と太い茎を持っていますので、原種に近い品種かなと見ています。