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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(13)『食堂つばめ 3』矢崎在美(ハルキ文庫)

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今年の読書(13)『食堂つばめ...
生と死の境目の「街」にある不思議な料理店を舞台に繰り広げられるファンタジーな物語も、 『食堂つばめ』 ・ 『食堂つばめ 2』 に続き3冊目になりました。

今回は37歳の会社員<津久井英吾>が、臨死体験の主人公です。
彼は何者かによって殺害された人物として登場、料理人の<ノエ>をはじめ、「街」に自由に出入りできる<柳井秀晴>らが、なんとか彼を生き返らせようとします。
生の証しでもある食欲は旺盛なのですが、なかなか『食堂つばめ』から離れようとしません。

生き返った後がどうなるかがわからないからと<ノエ>に釘をさされるのですが、<秀晴>は、現実の世界に赴き<津久井>の家の現状と犯人探しに奔走していきます。

今回は駄菓子屋をキーワードとして「もんじゃ焼き」や「紋次郎いか」などが登場、「星新一ショートショートコンテスト優秀賞」を受賞した著者の原点を垣間見るように、あとがきとして「ショートショート」が組み込まれており、駄菓子屋のキーワドらしく<おまけ>が楽しめました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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