記事検索

神戸:ファルコンの散歩メモ

https://jp.bloguru.com/falcon

『ニライカナイの語り部』鯨統一郎(中公文庫)

スレッド
『ニライカナイの語り部』鯨統一...
蜃気堂が主催するミステリーで文学賞を受賞し、25歳でデビューした<六波羅一輝>は当初順調に依頼の仕事をこなしていましたが、取材先の仙台で殺人事件に巻き込まれ、その後執筆ができないスランプに陥っています。

蜃気堂の若手編集者<北村みなみ>は<六波羅>担当ということで仙台にも同行しているだけに、生々しい殺人事件をテーマに執筆を促しているのですがままなりません。

民俗学者を父に持つ<六波羅>は、沖縄の伝説の楽園<ニナイカナイ>に興味を持ち、次の作品の取材旅行として<北村みなみ>を連れ立ち沖縄に出向きますが、またもや連続殺人事件に巻き込まれてしまいます。

大型テーマパーク建設に伴う反対派・賛成派の動きを主軸に、沖縄にまつわる伝説や文化が横軸に絡み、旅情感のあるミステリーとして楽しめる一冊でした。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

ワオ!と言っているユーザー

  • ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
    ログイン
  • まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
    新規ユーザー登録へ
この投稿へのコメントはできません。
ハッピー
悲しい
びっくり