土の山道を歩いていますと、突然ピョコンと飛び跳ねますので「いたのか」と存在がわかりますが、地面の上では迷彩色で見分けがつかない【イボバッタ(疣飛蝗)】です。 卵で越冬をして、年に1回発生、5~6月頃に孵化、約2か月間の幼虫を経て成虫となります。 前胸部背面にイボ状の突起が2個あることが和名の由来で、日本産のトノサマバッタ科の昆虫としては最小の部類に入り、オスで20~25ミリ、メスで30~35ミリほどの体長しかありません。 今年も【イボバッタ】と無事に遭遇できましたが、年々出会える回数も少なくなる傾向かなと感じています。