ファルコン植物記(1211)闇に浮かぶ白色の花【チョウセンアサガオ】(4)
7月
7日
「アサガオ」と名が付いていますが、 「アサガオ」 はヒルガオ科に属し、本種はナス科チョウセンアサガオ属で、花姿が似ていることにより命名されていますが、まったくの別種です。
園芸的には「ダチェラ」もしくは「エンジェルズ・トランペット」として流通していますし、神経系に影響を与える<ヒオスチアミン>や<スコポラミン>などの毒性成分を持っていますので、「キチガイナスビ」などの不名誉な別名があります。
夏から秋にかけて長さ15~20センチほどの漏斗状の白い花を咲かせ、花の先は5つに分かれ、雄しべは5本・雌しべは1本です。
花後の 果実 は球形で直径3~5センチ程度、表面に短い棘が多数映えており、中の種子は熟すとはじけて散布されます。
投稿日 2014-07-08 08:22
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2014-07-08 08:28
ワオ!と言っているユーザー