今年の読書(13)『働かないアリに意義がある』長谷川英祐(MF新書)
1月
19日
進化生物学者として、<アリ>の世界にその社会性や巣の意義、遺伝的な問題を分かり易く表しており、昆虫好きの方以外にも人間社会と比べるテキストとして面白く読める一冊だとおもいます。
観察対象の<アリ>だけでも、「ハキリアリ」・「キイロヒメアリ」・「シワクシケアリ」・「クビレハリアイ」等何種類にもわたり、単なる<アリ>というひとくくり出来ない世界が楽しめました。
それぞれの種による<女王アリ>や<ワーカー(働きアリ)>、<兵隊アリ>たちの特性が面白く、「なるほど」と驚きながら読み終えました。