今年の読書(115)『追撃の森』ジェフリー・ディーヴァー(文春文庫)
10月
17日
ジェフリー・ディーヴァーが、『007白紙の委任状』という小説で、日本冒険小説協会大賞を受賞していますので、興味を持ち読んでみようと出向きました。
最終的に、手にしたのは国際スリラー作家協会最優秀長編賞を受賞した本書です。
事件を知らせる電話で現場に駆け付けた保安官補の<ブリン>は、森の中の別荘で射殺された夫婦の死体を発見、偶然にも犯人の男二人と撃ち合うことになり、来客として訪れ難を逃れていた<ミッシェル>と出会います。
密林を舞台に、逃げる<ブリン>たちと追いかける男二人との追撃が、迫力ある描写で繰り広げられていきます。
どんでん返しが次々と展開し、どのようになるのかとハラハラしながら読み進み、563ページの内420ページで森での追撃は終わりますが、用心深い犯人はこれまたどんでん返しで逃げ去ります。
犯人究明に執念を燃やす<ブリン>は、息子や夫との家庭問題を抱えた状況の中、捜査を進めてゆきます。
読み応えのあるページ数ですが、場面の展開が早く、飽きることなく読み切れた一冊でした。
投稿日 2012-10-17 20:25
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-10-18 05:57
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-10-18 10:31
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-10-18 19:55
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-10-19 12:33
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-10-19 23:20
ワオ!と言っているユーザー