透明な翅を持つ 「クマゼミ」 とは正反対に、【アブラゼミ(油蝉)】は、前翅・後翅とも不透明な褐色の色をした翅を持つ、世界的に見ても珍しい特徴を持つ蝉です。
カメムシ目(半翅目)セミ科アブラムシ属に分類される、大型の蝉です。
鳴き声が、油を鍋で熱すると「ジリジリ」という沸騰音に似ているところから、【油蝉】と名付けられました。
「ジ~、ジジジ・・・」と鳴き出しますが、お昼を過ぎても元気良く鳴いており、熱帯夜などには「夜鳴き」もする、忙しい蝉さんです。
頭部は胸部よりも幅が狭く、上から見ると頭部は丸っこい感じで、体は黒褐色、頭部の下の前胸部の背中には大きな褐色の斑点が2個並んでいます。
抜け殻は「クマゼミ」とよく似ています(「クマゼミ」の抜け殻には、腹部にポツンとでべそ見たいな突起があります)が、全体に艶があり、抜け殻に泥が付かないのが特徴です。
好む土中の湿度が蝉によって違うようですが、約6年間の幼虫生活は、生まれ出た外部環境の変化もあり、蝉にとっても短い命の中で対応するのも、難しかろうなと感じています。
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投稿日 2012-08-25 10:25
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投稿日 2012-08-25 19:30
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投稿日 2012-08-25 11:05
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投稿日 2012-08-25 22:21
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投稿日 2012-08-25 22:55
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投稿日 2012-08-25 23:01
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投稿日 2012-08-27 07:49
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投稿日 2012-08-27 17:05
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