ファルコン昆虫記(104)黄色い斑紋に黒点がある【キオビツチバチ】
7月
3日
「ダールベルグデージー」の、1センチばかりの小さな花の中で動き回っておりました。
ハチ目(膜翅目)細膜亜目ツチバチ科の蜂です。
特徴ある腹部の斑紋だけで雌雄の同定はできますが、触角が短いので「メス」です。
腹部に黄色の斑紋が対で2個あり、その黄色い斑紋の中に黒い点が入っています。
これを真正面から見ると、顔の目のように見えますが、翅を閉じていますと現われない紋様です。
なんとか粘りぬいて、翅の広げた瞬間を写せました。
学名の<Scolla oculata>は「目を持った(oculus)ツチバチ」という意味が含まれています。
「オス」は目玉模様の黒点が白っぽく、対にならずに黄色い帯状につながっていますので、和名として「キオビ(黄帯)」という名称が付けられました。
コガネムシの幼虫に、卵を産み付ける寄生蜂です。
投稿日 2012-07-03 16:44
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投稿日 2012-07-04 01:50
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投稿日 2012-07-04 01:00
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投稿日 2012-07-04 17:12
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