経営者の仕事は情報集め
7月
8日
経営者にとって最も大切な仕事の一つは「決断」です。
それは、「やる」か「やらない」かといったシンプルな選択から、資金の使い方や人材配置、長期的な戦略の方向性に至るまで、多岐にわたります。しかし、どんなに慎重に考えても、すべての決断が正解とは限りません。間違った判断をしてしまうこともありますし、やり直しがきかないこともあります。
それでも、経営者は決してひとりで判断しているわけではありません。社員やお客様、取引先など、周囲の人たちから日々、さまざまな情報が入ってきます。そうした情報をしっかりと整理・分析し、自分なりに解釈して「決断の材料」にしていくことが求められるのです。
会議は「情報収集」の場
会社を経営していると、どうしても会議が多くなりがちです。私にとって、会議は単なる報告や形式的な確認の場ではなく、重要な「情報収集」の手段です。
会議で報告された内容が理屈に合わないと感じたときには、納得がいくまで深く質問します。そこに時間をかけることは、決して無駄ではありません。むしろ、より正しい判断をするために必要なプロセスだと考えています。
もちろん、日常的に的確な情報が自然と集まってくる仕組みが社内にできていれば、会議の数は減らせるかもしれません。それでも、「直接対話」で得られる気づきや感覚は、他の手段では得られないことが多いと感じています。
最後に
経営者の決断には「根拠」と「責任」が求められます。だからこそ、日々の情報収集は欠かせません。人の話をよく聞く。現場を見る。数字を見る。会議で話す。こうした地道な行動の積み重ねが、良い決断を支えてくれると私は信じています。
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