「1ドル=156円41銭~156円43銭」
11月
22日
21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに大幅に反発し、前日比1円10銭円高・ドル安の「1ドル=156円35〜45銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=156円20銭」、安値は「1ドル=156円97銭」でした。足元で急速に円安・ドル高が進み、日本政府・日銀による円買い為替介入を警戒した円買い・ドル売りが優勢になりました。
円は前日のニューヨーク市場の取引時間帯に「1ドル=157円90銭」と約10カ月ぶりの安値を付ける場面がありました。今週は前週末終値の「1ドル=154円台半」ばから急ピッチで円安・ドル高が進行しました。<片山さつき財務相>は、21日の記者会見で、円買い為替介入の可能性は「当然考えられる」との考えを示しています。
市場では「実際に踏み切るかはともかく、これほど急速な円安・ドル高の進行を受けて介入の可能性は意識されやすいとされ、大きく円安・ドル高方向に動いた後で、週末を控えて持ち高調整の円買い・ドル売りが入っています。
米連邦準備理事会(FRB)が12月に利下げするとの観測が再び強まったことも、円買い・ドル売りにつながりました。ニューヨーク連銀の<ウィリアムズ総裁>が21日の講演で金融政策について「短期的に一段と調整する余地がある」と話しています。米連邦公開市場委員会(FOMC)の副議長を務めるニューヨーク連銀総裁の発言だけに「FRBのリーダーシップはまだ利下げを諦めていないことを示唆すると受け止められ、21日の米株式市場は、主要3指数とも続伸して終えています。









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