「1ドル=159円92銭~159円93銭」
6月
3日
3日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落しています。8時30分時点は「1ドル=159円97〜99銭」と前日17時時点と比べて29銭の円安・ドル高でした。8時40分ごろには「1ドル=160円ちょうど」近辺と、日本政府・日銀が円買い介入を実施しました(4月30日)以来、約1カ月ぶりの安値を付けました。米国とイランの戦闘終結に向けた交渉に不透明感が強まり、原油価格が高止まりしています。日本の貿易赤字が拡大するとの見方から円売り・ドル買いが出ています。米金利の先高観が意識されていることも円の重荷になっています。
2日、イスラエルがレバノンへの攻撃を継続しているとロイター通信などが報じました。
1日、<トランプ米大統領>はイスラエルとレバノンの親イラン組織ヒズボラが双方の攻撃を停止することで合意したと明らかにしていました。攻撃が続いていることで米国とイランの交渉が難航する可能性が意識されています。ホルムズ海峡の航行正常化に時間を要するとの見方から、日本時間3日午前の取引でニューヨーク原油先物相場は一時「1バレル=96ドル台」まで上昇でした。日本の貿易赤字拡大への思惑は円売り・ドル買いを促しています。
2日、米労働省が発表しました4月の米雇用動態調査(JOLTS)は求人件数が「761万8000件」と、前月の改定値(688万7000件)から増え、2024年5月以来の高水準となりました。
2日、クリーブランド連銀のハ<マック総裁>は、インフレ圧力が引き続き上昇すれば、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを実施するかもしれないと述べています。(FRB)の利上げ転換への思惑も円相場の重荷になっています。








田中 久史