『ガザからの声 Episode2「ミュージシャン・アハマドの物語」』@<ムハンマド・サウワーフ>監督
10月
27日
ガザに生きる人々の声を伝えることを目的としたパレスチナと日本共同製作によるドキュメンタリーシリーズとして第1弾『ガザからの声 Episode1「アハマドの物語」』(2025年8月22日公開)に続く第2弾『ガザからの声 Episode2「ミュージシャン・アハマドの物語」』が、2023年10月31日より公開されます。
ミュージシャンの<アフマド・アブ=アムシャ>はガザの無名戦士公園の難民キャンプで避難生活を余儀なくされている。爆撃、食糧不足にもめげず、キャンプ生活の中で子どもたちに音楽を教えている姿を取材します。
<アハマド・アブ=アムシャ>はミュージシャンであり、5人の子どもたちの父親でもす。かつてはコンサートを行って収入を得ていました。ガザ北部のベイトハヌーンに住んでいましたが、戦争が始まってから12回もの避難を繰り返し、現在はガザ西部に位置する無名戦士公園内のキャンプで生活をしています。2025年1月に停戦が発表された際、ベイトハヌーンに帰還しましたが、自宅やスタジオは瓦礫となってしまっていました。しかし比較的状態を保っていた部屋にテントを張って留まりました。
<アハマド・アブ=アムシャ>はミュージシャンであり、5人の子どもたちの父親でもす。かつてはコンサートを行って収入を得ていました。ガザ北部のベイトハヌーンに住んでいましたが、戦争が始まってから12回もの避難を繰り返し、現在はガザ西部に位置する無名戦士公園内のキャンプで生活をしています。2025年1月に停戦が発表された際、ベイトハヌーンに帰還しましたが、自宅やスタジオは瓦礫となってしまっていました。しかし比較的状態を保っていた部屋にテントを張って留まりました。
2025年3月、停戦の崩壊後、アルレマルに移動し現在に至ります。スマホで見るニュースや周りの人からの情報を頼りに現在の状況や知り合いの安否を確認する毎日です。神に祈ることでしか気持ちを保てない、不安に溢れる日々で、繰り返す避難生活の中、<アハマド>は音楽を使ってその不安を吹き飛ばせないかと考えました。そこで、<アハマド>がエドワード・サイード音楽院で共に働いていた音楽家と協力し、子どもたちに楽器や歌を教える活動を始めました。戦争への不安で押しつぶされた子どもたちを音楽で再び笑顔にできた瞬間が、<アハマド>にとっての支えとなっています。戦争のことを忘れられるほんの一瞬が、彼が活動を続けることができる理由です。
監督は<ムハンマド・サウワーフ>が務めています。撮影は<ハッソナ・アル=ジャルジャヴィ>が担当しています。








