「1ドル=159円29銭~159円31銭」
3月
21日
20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比1円55銭円安・ドル高の「1ドル=159円20〜30銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=159円39銭」、高値は「1ドル=158円53銭」でした。
米長期金利が昨年8月以来の高水準を付ける場面があり、日米金利差の拡大観測から円売り・ドル買いが優勢になりました。中東情勢を巡る一段の不透明感から流動性の高いドルが買われたことも、円相場の重荷となりました。
20日の米債券市場で長期金利は、価格は安くなる一時前日比(0.14%)高い(4.39%)と約7カ月ぶりの水準に上昇しました。原油高がインフレ圧力を強めるとの見方が広がるなか、米欧の中央銀行は利下げ路線の修正を迫られるとの観測が高まりました。市場が米金融政策の見通しを改めていることが金利を押し上げ、円売り・ドル買いにつながっているようです
米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続くなか、米CBSは20日に米国防総省がイランに地上部隊を送るための詳細な準備を進めていると伝えました。米軍が中東地域に数千人規模の海兵隊員などを追加派遣する計画も報じられ、軍事衝突が激化すれば、中東からの原油供給の停滞が長引くとの観測から米原油先物相場は上昇でした。
米株式相場は下落し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は約半年ぶりの安値となりました。週末を前に投資家のリスク回避姿勢が強まり、準備通貨であるドルへの買いが勢いづいています。










田中 久史
shiropoko