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Zak_Kinchaku-Bukuro
https://jp.bloguru.com/zakkah
ハッシュタグ「#ブログ」の検索結果1642件
5月
30日,
2024年
《 雅羅・/・襍〝民家園の花〟❖ ’24-151 ❖ 》
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ザクロ(石榴) ミソハギ科(Lythraceae)
学名:Punica granatum L.
中近東で古くから栽培されており、果汁、ペーストに用いられている。
日本には平安時代に渡来したが、観賞用であった。
今は、果樹の栽培品種として多様されている。
幹は褐色、不規則に剥がれる。枝は4稜があり、無毛。
葉は対生し、長楕円形、全縁、無毛、葉表には光沢がある。
花筒は赤橙色~淡黄色で鐘形~つぼ形の花。
萼は肉質、光沢があり、先が三角状で直立する。
花弁は赤橙色で倒卵形、先は円形~鈍形。雄蕊は多数。
果実は、果托が発達したものである由。
種子の回りにつく種衣(仮種皮)は、甘酸っぱく、食用とされる。
《 〝泉の森・民家園の花 5月木花XII〟2024/05/30 》
昭和時代を忍ばれる小園。
泉の森・民家園の二棟の民家は、明治時代の建造物。
景観・雰囲気は、昭和の我々年代の佇まい。
二棟の古民家を中心に植栽された木々で落ち着いた風情。
そんな民家の脇に赤い柘榴の花が咲いていた。
「令和陸年(皇紀2684年)5月30日、記」
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5月
29日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝紫陽花(1)〟❖ ’24-150 ❖ 》
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山紫陽花系・黒姫 アジサイ科(Hydrangeaceae)
学名:Hydrangea serrata (Thunb. ex Murr.) Ser."Kurohime"
ヤマアジサイの中では最も早く色づく。
明るく深い紫色の花が美しい品種。
江戸時代に濃い紫色のことを「クロ」と呼んでいた。名前の由来。
手毬咲き園芸種??
ガクアジサイ系園芸種??
手まり等、園芸種??
《 〝紫陽花めぐり、ふれあいの森・見本園 2024/05/18〟5月花X‐XI+α 》
身近な公園で今年初めての紫陽花の花を見かけた。
山紫陽花やてまり系の園芸種紫陽花。
急ぎ通り過ぎたので仔細な部分は見ていない。
紫陽花シーズン到来!!
「令和陸年(皇紀2684年)5月29日、記」
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5月
28日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝紫陽花綴〟❖ ’24-149 ❖ 》
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《 〝2024年度の紫陽花関係の時系列記録〟 》
2024年1月26日から我が家の地植え紫陽花の観察を始めた。
今日に至るまで日を追って観察、経緯等の記録は別に掲載するとして、
これから紫陽花に関しての感慨を紫陽花期が終わるまで感慨を記録したい。
毎年、色が変化する紫陽花。それを見ているだけで癒やされる。
古くは、あじさいとシーボルト、西洋との架け橋。
ボタニックアートで残っている(上画像)。
“5月木花IX”
日本原産の自生紫陽花を探す旅を10年以上、続けている。
アジサイ(アヂサヰ)Ajisai(Adzisai).紫陽花等いろいろに表現される。
日本原産のガクアジサイ(額紫陽花)H.macrophylla f.normalisは、瀟洒だ。
アジサイの分類 アジサイ(ハイドランジア)、Hydrangeaceae (アジサイ科)
学名;Hydrangea macrophylla (Thunb.) Ser. var. macrophylla
其の中でのガクアジサイ Hydrangea macrophylla f. normalis
基本種のガクアジサイは、三浦半島の海岸、伊豆半島西岸等に分布。
自生紫陽花を探すのは大変だが、楽しくもある。
野生の自生紫陽花の枝を挿し木して地植え、立派に成長している。
ヤマアジサイ Hydrangea serrataも地植え元気に姿を見せてくれている。
但し、我が家にいる紫陽花は交雑種(自然交配した)。
未だ正式名称も学名もない紫陽花たち。一寸、野武士的って映る。
紫陽花の季節、鎌倉は、又々混雑していて足が向かない。
「令和陸年(皇紀2684年)5月28日、記」
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5月
27日,
2024年
《 雅羅・/・襍〝道端の花〟❖ ’24-148 ❖ 》
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シロツメクサ(白詰草)マメ科(Fabaceae)
学名:Trifolium repens L.
別名: クローバー
《 〝どこでも見られる植物〟自宅周辺 5月草花XX 》
どこかしこ、ごく普通に見られる草花でとりあげる程の花ではない。
だが我が年代では、広場・原っぱで見かけた子供の遊び道具。
半世紀以上も前の話。帰化植物とされるが、渡来エピソードがある。
江戸時代、オランダからガラス器が入ってきた。
其の荷物の中に、壊れないように詰められてきた草だという。
牧草としても知られる。茎は地を這い、節から根を出して広がる。
葉は、3出複葉、両面とも無毛で長柄がある。托葉は葉に合着する。
小葉には白い班紋があり、鋸歯がある。
球形の総状花序が頂生し、花柄は葉柄より長い。花は、筒状の蝶形花。
萼筒の先は5裂し、裂片は先が鋭く、裂片より萼筒が長い。
萼裂片の基部にしばしば赤い班紋が出る。
花が淡紅色のものはモモイロツメクサという。
ムラサキツメクサは花が淡紅色、葉に軟毛があり、花柄が短い。
*
シロツメクサは、繁殖力があり丈夫なので過酷な場所でも生える。
強さの秘密は、窒素肥料を作る根粒菌が付いているから。
根粒菌とマメ科植物が一緒に生活し、
宿主のマメ科植物が光合成をした物質を根粒菌に与えている。
根粒菌はそのエネルギーを使って窒素をアンモニアに変える窒素固定を行う。
固定した窒素を植物に与え、炭素と窒素の物々交換をしているのである。
共存共栄する植物のメカニズム。人間中心の感覚を見直すべきだ。
どこにでも見られ、雑草等と嫌う前に彼らの生活力を学びたい。
「令和陸年(皇紀2684年)5月27日、記」
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5月
26日,
2024年
《雅羅・/・襍〝備忘録 '24-13〟❖ ’24-147 ❖》
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イチヤクソウ(一薬草) ツツジ科(Ericaceae)
学名:Pyrola japonica Klenze ex Alefeld
元気に蕾をもっていたが!?! 2024/05/05泉の森アジサイ小路脇。
《 〝見損なった小さな花・一薬草〟泉の森5/29 5月草花XIX 》
例年この時期の観察植物に〝一薬草〟がある。
今年は、見に行く時間を調整できず、咲いてる姿を見れなかった。
おまけに、一薬草群落脇の散歩道が、通行禁止で通れなかった。
スズメバチが増え、辺りを飛び回っているとかで
?
来年に期待するべく、備忘録として、とどめておきたい。
蕾の頃ちょっと見たが茎が激減しているように感じた。
2021/05/29の記録をみると減少傾向にあるのは確かなようだ。
ここの群落の中に、マルバノイチヤクソウがいるのではないか??
と楽しみに毎年観察していたのだが、今年は調べられなかった。
雑木林が、伐採等で明るくなった等、環境の変化が減少の原因か。
来年に期待し、楽しみに待ちたい。
「令和陸年(皇紀2684年)5月26日、記」
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5月
25日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝幽霊茸?!〟❖ ’24-146 ❖ 》
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ギンリョウソウ(銀竜草) ツツジ科(Ericaceae)
学名:Monotropastrum humile (D.Don) Hara.
別名: ユウレイダケ(幽霊茸)
数年ぶりに観れたギンリョウソウ(銀竜草)
今回は、9株確認できた。
《 〝共生してる植物2・銀竜草〟泉の森5/24 5月草花XVIII 》
木陰で湿り気のある林床に白く浮かび上がる風情、幽霊茸の由縁。
光合成を行わない腐生植物。地下に短い地下茎と根がある。
花序は花茎があり、高さ10~20㎝、花の下で直径2~8㎜、
土中の節部分から出て花を1個つける。花は花時に下向き、筒状鐘形。
萼片は1~5個つき、長楕円形、長さ8~20㎜、幅2~11㎜、普通、無毛。
花弁は3~5個付き、普通、長楕円形、長さ10~20㎜、幅5~15㎜。
萼片よりわずかに長く、外面は無毛、内面には毛があり、基部は広袋状。
花盤は対につき長く細く裂片は花弁の基部の袋に向かって子房から突き出る。
* * *
以前、定点観察(個人的・泉の森)していた場所が3箇所あったが、
伐採等でギンリョウソウ(銀竜草)が消えてしまった。
そんな中で生き残っている場所(実際には一寸離れた桜の木の根本)がある。
今年も若い茎を見ることができた。
未だ直立する前の姿もあり、よくぞ出現してくれたって嬉しくなった。
樹木と共生する菌類に寄生する腐生植物(正しくは寄生植物)。
これから先も、なんとか生き残って欲しい。
暗い林の中で白色で佇む。初見では異様に映ったがよく見ると綺麗である。
図解と神奈川県内自生地地図。
神奈川県植物誌より転載。
「令和陸年(皇紀2684年)5月25日、記」
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5月
24日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝居候植物〟❖ ’24-145 ❖ 》
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テイカカズラ(定家葛) キョウチクトウ科 (Apocynaceae)
学名:Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai
別名: マサキノカズラ(柾葛)
葉は、光沢があって重量感がある。
路脇に佇む木々の中で明るく魅せるテイカカズラ。
野生種であることが、鮮明に分かる枝ぶりと花。
切り取って拡大するとはっきりとわかる。
花筒狭部(かとうきょうぶ、花筒のうち細くなっている部分b部分)が、
(萼片や花筒広部(かとうこうぶ・a部分)の長さよりも)長く露出している。
栽培種のテイカカズラ(園芸種)は、
花筒狭部が長くなく、花筒狭部分bgあ殆ど萼片で覆われる。
《 〝共生してる植物!?!・定家葛〟泉の森5/24 5月木花VIII 》
テイカカズラ(定家葛);在来種、泉の森民家園脇。
常緑だが秋には紅葉する、が落葉はしない。
別名のマサキノカズラ(柾葛)は葉が ツルマサキ に似るからか。
蔓性木で長さ10m位まで伸び、太い径では7~8cmにもなる。
茎の途中から気根を出し木や岩壁を這って登る。
幼木で未だ地面を這う頃の蔓葉は、小形で波状の浅鋸歯がある。
葉脈上の色は薄く淡緑色の脈状斑紋が見られる。葉柄は長さ2~10㎜。
葉身は、長さ2~10㎝、幅1~5㎝。葉裏は黄緑色、緑色の葉脈が見える。
5月下旬、頂生又は腋生に集散花序を出す。
花は最初は白色、徐々に淡黄色に。芳香もある。
花冠は高杯(たかつき)形。筒部は長さ6~10㎜。
先は5裂し、直径2~3㎝。風車のような形で基部が橙黄色。
咢片は花冠筒部に圧着し長さ1.5~3㎜、外側は微軟毛か無毛。
先は鈍形~類鋭形。基部の腺は10個。
* * *
遠目に見ると木肌自体に花が付いているように見える。
画像のテイカカズラは、5m以上も上に向かって伸びていた。
*
余談だが、テイカカズラという名前の由来がすごい。
謡曲(能)の「定家、古くは定家葛」に由来する由。
平安時代の公卿で歌人の藤原定家に纏わる物語。
後白河天皇の娘で歌人の式子(しょくし)内親王との話だ。
二人の死後、藤原定家がテイカカズラに姿を変えて、
式子内親王の墓にまとわりついてしまった(仔細は略)。
花名(蔦木)の名付け方も何ともすごい。
このテイカカズラを初めて見たのは鎌倉天園ハイキングコース。
今泉周辺の大住宅地ができる前、古い話であるのだが、、、。
ハイキングの終点が建長寺であった。
今の建長寺総門と方丈は式子(しょくし)内親王とつながっている。
式子内親王の墓等は、京都・千本今出川(せんぼんいまでがわ)
般舟院陵(はんしゅういんのみささぎ)にある。
かつてこの地に般舟院(般舟三昧院、廃寺)があった。
鎌倉・建長寺の総門と方丈は、関東大震災で崩壊。
建長寺の方丈は、「龍王殿」と呼ばれ過去に罹災と復興を繰り返している。
1923年(大正12年)の関東大震災により倒潰してしまった。
現在の建物は、総門と同じく1940年(昭和15年)に復興している。
京都の般舟三昧院から移築された(1732年(享保17年)建立物)。
テイカカズラ、式子内親王、建長寺、このつながりを両親から聞いた。
天園展望台から見える段葛から由比ヶ浜海岸への一直線鎌倉時代の原風景。
旧鎌倉の奥座敷(天園)、其の壁(傾斜地)には百八やぐらが横に広がる。
墳墓だが、鎌倉の街を見守っているようだ。
「令和陸年(皇紀2684年)5月24日、記」
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5月
23日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝似た花〟❖ ’24-144 ❖ 》
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オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢) オオバコ科(Plantaginaceae)
学名:Veronica persica Poir.
別名: ヒョウタングサ(瓢簞草)、他。
花名由来は「犬の陰嚢」に種子の形が似てる、花とは無関係。
明治初期に日本に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物。
道ばたや空き地でごく普通に見かける小さいな野草。
白花で類似種のコゴメイヌノフグリがある。
こちらは、花が小形、葉、茎、実も多毛で雄蕊も白。
在来種のイヌノフグリは花が小さく淡紅紫色の花。
茎はよく分枝して横に広がる。
葉は茎の下部で対生、上部で互生して鋸歯がある。
茎上部の葉腋から1cm程の花柄をだし瑠璃色の花をつける。
花は、日があたっているときだけ開くようだ。
クワガタソウ(鍬形草)オオバコ科(Plantaginaceae)
学名:Veronica miqueliana
花の大きさは仲間の キクバクワガタ と比べたらかなり小さい。
鍬形の名前もキクバクワガタと同じで、種の形からきている。
なお亜高山に生える ヤマクワガタ はさらに小さい
明るい林縁や林床に生える。沢沿いなど湿った所に多い。
茎は直立又は斜上し、10~20cmになる。
茎には曲がった毛が散生する。
葉は対生し葉身は卵形で先は尖る。
縁に6~9対の低い鋸歯があり両面とも有毛。
茎上部の葉は柄が短く、葉が大きくて、長い。
葉柄は長さ0.5~2㎝、基部が合着する。
上部の葉腋から出る短い総状花序に花を1~5個つける。
小花柄は短く有毛。花は直径8~13㎜。
花冠は淡紅紫色、4深裂し、紅紫色の条線がある。
条線の無い白色花も稀に見られる。雄蕊2個。雌蕊1個。
萼も花冠も深く4裂しており合弁花とは分かりにくい。
家の庭などで栽培されているものは、園芸植物ベロニカ。
(クワガタソウ属に分類される外来種を総称していう)。
クワガタソウは、オオイヌノフグリの花を少し大きくした姿。
花径は約1.3cm。花色は赤紫色ないしピンク色(変異が多い)。
シロバナクワガタソウ(白花鍬形草)と呼ばれるものもある。
画像で見ると違いは分かるが、実際に見ると酷似してる。
“5月草花XVI~XVII”
* * *
日頃、見かける花は迷うことなくオオイヌノフグリと思っている。
しかしながら、観察など全くしたことはない。
偶然、図鑑で栃木県日光・小田代原のクワガタソウを見た。
それを見ていて、散歩緑地の泉の森にも居るのではないかと思った。
立入禁止の引地川水源地、其の辺りにクワガタソウが自生??
そんな思いを起こされる環境。探してみたい場所だ。
似ている花って結構ある。見分けるのもたのしいのだが、、。
最近、自然交雑したのではないか、と思える花を見かける。
自然界の妙、進化というものだろうか??
観察・記録を残そう。 自然消滅してしまう事もあるのだから。
「令和陸年(皇紀2684年)5月23日、記」
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5月
22日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝探草(1)〟❖ ’24-143 ❖ 》
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ツルキンバイの解説写真。(借り物画像。)
ツルキンバイ(蔓金梅) バラ科 (Rosaceae)
学名:Potentilla rosulifera H.Lév.
ツルキンバイは,山地の落葉樹林下に生える多年草。
ミツバチグリやテリキンバイに似ている。
が,葉の質が薄く小葉の鋸歯が粗いことで判別できる。
ミツバチグリは匐枝は短く,纏まって花を咲かせる。
ツルキンバイは匐枝が長く,一面に生え広がっている。
また,ミツバツチグリの小葉は楕円形で葉の鋸歯が丸い。
テリハキンバイは,長い匐枝を出す点などよく似ているが,
葉質が厚く光沢があり,鋸歯が低い。
ツルキンバイは、小葉の付け根はやや角ばり菱形。
蔓性で広がり、花の中央がやや濃い黄色になる。
日本では、本州(関東地方以西)、四国、
九州の太平洋側に自生、山地の落葉樹林内の湿った所、
半ば日のあたる斜面などに生育する。
資料等を簡略的に見るとこんな草本。
標高1000m辺りの林道等で散見されている。
我が手元にある、標本栞。
《 泉の森で、さがしている草花〝5月草花XV〟》
泉の森は、色々な野生植物が、自生している。
而して希少な植物も幾種類か確認されている。
神奈川県内で泉の森にしかいない希少な植物も居る。
高山性の植物が、里的場所に見える事自体も、不思議だ。
二十年程まえに両親の植物資料図鑑を譲り受けた。
其の折、図鑑に栞を挟んでいると、聞いたのが上の画像である。
雑談的に仔細を聞かず、そのままで両親は天星してしまった。
数年前に調べ物をしてる時、其の栞を再度見て驚いた。
この10年来、泉の森は散歩場所で色々な植物を見てきた。
だが、公的資料等にも“ツルキンバイ”の記載がない。
泉の森で採取、栞にしたとは聞いていたが採取場所の仔細は不明。
先般、機会があって泉の森を調べている方々にお聞きしても分らない。
小さな草本であり、立ち入り禁止区域もあって思うに任せないのが残念だ。
自然消滅した可能性もあるが、どこかで静かに生きていると信じて、又来年。
“ツルキンバイ”の一般的開花時期が過ぎた。
泉の森熟知者も少なくなった現在、実物を探すしかない。
知人からの悲観的報告を得て、来年は慎重に探したく思う。
「令和陸年(皇紀2684年)5月22日、記」
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5月
21日,
2024年
《 雅羅・/・襍録〝雑草!?!〟❖ ’24-142 ❖ 》
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ドクダミ(毒矯み、毒痛み) ドクダミ科(Saururaceae)
学名:Houttuynia cordata
別名:十薬(ジュウヤク)
手入れせず放置すると自然発生がよく分かる。
古い画像。
《 “庭の十薬花!!”5月草花XIV 》
一般的には雑草扱い、好まれる花ではないかもしれない。
だが、疲れて帰宅・・庭を見ると白い十字に黄色い点!!
濃い緑の葉、群落すると画になる。毒矯み、雑草ではない。
暫く前のサギゴケ(白色)同様に辺り一面を埋め尽くしている。
園芸種を植栽するのも良いが、自然発生したドクダミも乙なものだ。
ゴールデンウイーク頃は、サギゴケ。終わるとドクダミ。
毒と名が付いてる、臭い的にも毛嫌いされる野草だが、結構きれいだ。
本来は解毒・痛み止め薬で、薬効が10種もあることから十薬。
毒矯みは、乾燥させると臭いは消え、ドクダミ茶になる。
心形で鋭尖頭の葉。茎頂に近い葉脇に花をつけ穂状の花序をつける。
花弁の様に見えるのは苞葉(ホウヨウ)、又は総苞(ソウホウ)片と言う。
本当の花は、苞葉上の筒状花穂に咲く小さな淡黄色の突起部分。
黄色い花は、 トウダイグサ等と同じで「無花被花」、花弁や萼が無い。
淡黄色の突起に雄蕊と雌蕊がある。この花を見ると梅雨間近と感じる。
「令和陸年(皇紀2684年)5月21日、記」
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