7月
12日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝日陰の小花Ⅲ〟❖ ’24-194 ❖》

学名:Cynanchum rostellatum (Turcz.) Liede & Khanum
Metaplexis japonica (Thunb.) Makino

《 泉の森各所〝ガガイモ〟7月草花Ⅸ ❖ ’24/07/09 ❖ 》
旧ガガイモ科はキョウチクトウ科に、ガガイモ属はイケマ属に含めらた。
道端などで普通に見られる。茎を切ると乳白色の液が出る。
葉は対生し、無毛、全縁、長さ5~10㎝の長卵形、基部は心形、先が尖る。
葉の質はやや厚く、裏面はやや白い。
葉腋に、短い円錐花序をつけ、直径約1㎝の淡紅紫色の花を固まってつける。
花冠は5深裂し、外側に反曲し、白色の軟毛が密生する。
副花冠は環状で5裂し裂片は短く雄蕊の間につく。雄蕊は短筒状に合着。
肉柱体(ずい柱)を形成し中心から柱頭が嘴状に突き出し先はよれて曲がる。
花粉は花粉粒が集合し、塊状の花粉塊(惰円形)を作る。
花粉塊は葯室の中にあり、葯の付属体の間にある5個の小球(捕捉体)に2個ずつぶら下がる。萼は5全裂。
花冠が白色のものをシロバナガガイモという。