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Zak_Kinchaku-Bukuro
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ハッシュタグ「#ブログ」の検索結果1670件
7月
17日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝水辺の小花〟❖ ’24-199 ❖》
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ミゾカクシ(溝隠) キキョウ科(Campanulaceae)
学名:Lobelia chinensis Lour.
別名:アゼムシロ(畦筵)
近寄って見ると面白い!!
《 小池の縁に咲く花〝溝隠〟7月草花ⅩⅣ ❖ ’24/07/06 ❖ 》
泉の森しらかしの家前の広場、小川の遊び場、湿生花園、大池・小池、
集中豪雨等、大雨の時の一時的に貯水する調整池機能を果たす場所。
引地川の源流・源泉池がすぐ後ろ(源泉池は立入禁止)。
普段は、憩いの場、植物園的で散策者で賑っている。
池が大小3つあり、其々の場所に植物も見られる。
特段、珍しい植物ではないが、春から夏に見られる小さな植物。
ミゾカクシ(溝隠);
水田の雑草と云われるように畔によくはびこる多年草。
茎は細くて地をはい、節から根を出してふえ、群生する。
茎高6~30㎝、普通高さ10~15㎝程度が多く、無毛で、下部の節に根がある。
葉は長さ1~2cmの被針形、葉柄はなく、まばらに互生する。上部に低い鋸歯がある。
葉腋からのびた長い花柄の先に、 淡紅紫色をおびた長さ1cm位の花を1個つける。
花冠は左右対称で、横向きに2枚、斜め下に2枚、 真下に1枚という形で5裂する。
が、上半部へ向かう裂片はない。花冠はバラ色、淡紅紫色、白色または帯青色。
花冠の裂片は、横向きに2個、下向きに3個と片寄ってつく。
雄蕊は葯が合着して花柱を取り囲み、ヘビが鎌首をもたげたように見える。
雄蕊が花粉をだしてから、雌蕊の柱頭が顔をだす。花期と果期は5~10月。
「令和陸年(皇紀2684年)7月17日、記」
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7月
16日,
2024年
《雅羅・/・襍〝備忘録'24-17〟❖ ’24-198 ❖》
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ダイコンソウ(大根草) バラ科(Rosaceae)
学名:Geum japonicum Thunb.
花・・葉のつき方が面白い。
ボタニックアートでの描写を見てみたい。
《 今年、 泉の森で確認できなかった〝大根草〟7月草花ⅩIII 》
’24/07/13 現在、散歩の途で見つけることが出来なかった野草。
消えたか否か、結論していない。見過ごした可能性大。
希少種ではない、何処にでも見られる花だが、なんとなく好む花。
未だ探せそうだが、時間がない。過去の観察時を元に掲示したい。
来年も探すためにも、備忘録としてデータを記しておこう。
ダイコンソウ(大根草);
双子葉、離弁花、 バラ科、 ダイコンソウ属、多年草。
花期:夏 6月~8月、茎高:50~80cm
茎は直立後分枝し、毛がある。
根生葉は長さ10~20センチの奇数羽状複葉で、ダイコンの葉に似ている。
茎葉は互生して3裂し、鋸歯がある。
枝先に長さ1.5~2センチの黄色い5弁花を単生させる。
花の中心は多数の柱頭で盛り上がっている。
和名の由来は、根生葉が大根似だとか??
「令和陸年(皇紀2684年)7月16日、記」
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7月
15日,
2024年
《雅羅・/・襍〝備忘録 '24-16〟❖ ’24-197 ❖》
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サジガンクビソウ(匙雁首草) キク科(Asteraceae)
学名:Carpesium glossophyllum Maxim.
サジガンクビソウ(匙雁首草)頭花拡大図。
《 今年、 泉の森で確認できなかった〝匙雁首草〟7月草花ⅩII 》
’24/07/13 現在、散歩の途で見つけることが出来なかった野草。
’16/07/10に自分のメモに記録したのが最後だ。
今年になってメモ等を整理し始め現況を確認している。
消えたか否か、まだ判断・結論するには時期尚早。
今年も探せそうだが過去の観察時期を元に掲載しておく。
来年も探すためにも、備忘録としてデータを記しておこう。
サジガンクビソウ(匙雁首草);
多年草。本州〜沖縄のやや乾いた山地や丘陵の木陰に生え、茎高25〜50cm。
草名の由来は、根生葉がさじ形をしていることから。
茎は直立し分枝が少なく上部は曲がり開出毛が密につく。葉も同様。
根生葉は、花期にも残りロゼット状、長さ9〜15cm、幅2.5〜3.5cmの倒披針形。
全縁、鈍頭、ほぼ無柄、開出毛が生え、鋸歯はほとんどない。
茎葉は小さく、まばらにつき、先がやや尖る線状披針形になる。
枝先に緑白色の半球形頭花を花柄の先に下向きに1個ずつつける。
頭花の基部に大きな苞葉がつく。
総苞は長さ6~8㎜。総苞片は5列に並び、外片は内片より短くそり返る。
総苞は長さ6~8㎜の総苞片はほぼ5列につき、総苞外片は緑色。
中片と内片は長楕円形で、先はややまるい。内片は白っぽくなって緑白色。
まわりは雌花で内側に両性花がある。花期は6〜10月。
似た花にヒメガンクビソウがあるが、頭花が4mmと小さい。
頭花は、筒状~鐘状、直径約5㎜。花柄は長さ1~5㎝。
コヤブタバコも花が緑白色、花の大きさもほとんど同じである。
基部の総苞片が長く苞葉も大きい。又、よく分枝し長い枝を横に伸ばす。
ガンクビソウは別名、キバナガンクビソウともいい、花が黄色で、小型。
茎がよく分枝する。オオガンクビソウは花が黄色で大きく、直径25~35㎜。
『神奈川県植物誌2018』電子版;1626-1627頁 神奈川県植物誌調査会編
(1)サジガンクビソウ
Carpesium glossophyllum Maxim. in Bull. Acad. Imp. Sci. St.Petersb.,
19(5): 475-477 (1874) の基準産地の一部は横浜付近,横須賀付近
多年草.根生葉は平開しロゼット状,長さ 9~15cm,幅 2~4cm.
茎は高さ 25~50cm,下部には密にやや上向する毛がある.枝は少数.
頭花は長さ 6~20cm の太い柄がある.総苞は長さ 6~8mm,幅 8~15mm.
総苞片は 5 列内外で,外片は先端が反曲して緑色.
本州,四国,九州,琉球;朝鮮(済州島)に分布.
シイ・カシ帯~ブナ帯下部の乾いた林に生える.県内では丘陵地~山地に普通.
(2)ヒメガンクビソウ Carpesium rosulatum Miq.
サジガンクビソウに似ているがより小型で枝別れが多く,
頭花は長さ 1~5cm 位の細い柄があり小型で,根生葉には深い鋸歯がある.
茎の毛はややまばらで開出する.
本州(関東地方以西),四国,九州;朝鮮(済州島)に分布.
シイ・カシ帯~ブナ帯下部の乾いた,表土の浅い林に生え,特にモミ林に多い.
「令和陸年(皇紀2684年)7月15日、記」
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7月
14日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝日陰の小花Ⅳ〟❖ ’24-196 ❖》
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ヤブミョウガ(藪茗荷) ツユクサ科(Commelinaceae)
学名:Pollia japonica Thunb.
《 泉の森各所〝群生する藪茗荷〟7月草花ⅩI ❖ ’24/07/13 ❖ 》
ヤブミョウガ(藪茗荷);
林内に生え、地下茎と種子で群生する。長い地下茎が横に這う。
茎は直立し、茎には先が鉤状に曲がった毛が密生しざらつく。
葉は互生し、長さ15~30cm、幅3~7㎝の先の尖った狭長楕円形。
基部は鞘となって茎を包み、ミョウガの葉によく似ている。
葉の表面は、ざらつき基部は鞘状に茎をいだき裏面には細毛がある。
上から見ると、葉は6枚が均等な角度で並んでいる。
葉の中央から出た長い花茎の先に数段輪生した白色花をつける。
花弁が3枚、萼片も3枚あり、いずれも白い。
雌雄異花で、同形の両性花と雄性花が混在する。
花は6個の白色の花被片があり、
外花被片(萼片)3個は長さ約5㎜の卵形~円形、
内花被片(花弁)3個は長さ約3~4㎜の倒卵形~へら状となる。
両性花は雌蕊が雄蕊より長く、花柱が長く突き出る。
雄性花は6個の雄蕊があり、雌蕊が小さい。
一つ一つの花は数mmと、小さい。近づいて見ないと形は分らない。
が近寄り見ると、半透明の花弁は綺麗。而してめずらしい。
「令和陸年(皇紀2684年)7月14日、記」
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7月
13日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝大きな花〟❖ ’24-195 ❖》
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ヤマユリ(山百合) ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium auratum Lindley
場所により咲き方に色々と変化がある。
《 泉の森各所〝ヤマユリ〟7月草花Ⅹ ❖ ’24/07/13 ❖ 》
在来種(日本固有種)で神奈川県県花。
葉は緑色の披針形、長さ10~15cm、全縁で互生する。
花は、芳香のある6枚の花被片を持つ美しい大輪花を咲かせる。
花弁は白く、赤紫色の斑点があり、中央に黄色い帯状の線が入る。
赤い葯を持つ雄蕊が6本、雌蕊が1本ある。
茎は鱗茎に蓄えた養分で急速に伸び上がる。
葉は日照を十分受ける様に螺旋状になったり、 左右に広がったり、色々。
直立ないし斜上する茎の上部の葉腋に蕾を数個下向きにつける。
花形は漏斗形で、開くと直径20センチ位あり横向きに咲き 花弁は反り返る。
花は、白色で黄色のすじと赤褐色の小さい斑点があり、 花粉も赤褐色。
ヤマユリの地中構造は複雑。
茎の根元には木子(きご)という娘鱗茎を数個つけ、 株を増やす。
根は上根というひげ根の下に丸い鱗茎があり、
鱗茎の下には下根というひげ根がある。
上根は土中の養分を吸収する。
下根は乾燥や寒さに耐えられる様に 鱗茎を地中深くにもぐらせる。
百合各種の識別点;
オニユリ:花は赤橙色で強く反り返り、夏咲き、結実希でムカゴがつく。
コオニユリ:花は赤橙色で強く反り返り、夏咲き、蒴果長楕円形、ムカゴなし。
カノコユリ :花は赤く、斑点が濃くて強く反り返り、夏~秋咲き、蒴果楕円形。
ヤマユリ :花は白くて半ば反り返り、夏咲き、蒴果長楕円形。
テッポウユリ:葉が幅広、花は細長で白く、少し反り返り、春咲き、蒴果長楕円形。
タカサゴユリ:葉が狭い、花は細長で白く、少し反り返り、淡褐色の筋あり、夏~秋咲き、蒴果長楕円形。
「令和陸年(皇紀2684年)7月13日、記」
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7月
12日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝日陰の小花Ⅲ〟❖ ’24-194 ❖》
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ガガイモ(蘿芋) キョウチクトウ科(Apocynaceae)
学名:Cynanchum rostellatum (Turcz.) Liede & Khanum
Metaplexis japonica (Thunb.) Makino
ガガイモの花・拡大。
《 泉の森各所〝ガガイモ〟7月草花Ⅸ ❖ ’24/07/09 ❖ 》
旧ガガイモ科はキョウチクトウ科に、ガガイモ属はイケマ属に含めらた。
道端などで普通に見られる。茎を切ると乳白色の液が出る。
葉は対生し、無毛、全縁、長さ5~10㎝の長卵形、基部は心形、先が尖る。
葉の質はやや厚く、裏面はやや白い。
葉腋に、短い円錐花序をつけ、直径約1㎝の淡紅紫色の花を固まってつける。
花冠は5深裂し、外側に反曲し、白色の軟毛が密生する。
副花冠は環状で5裂し裂片は短く雄蕊の間につく。雄蕊は短筒状に合着。
肉柱体(ずい柱)を形成し中心から柱頭が嘴状に突き出し先はよれて曲がる。
花粉は花粉粒が集合し、塊状の花粉塊(惰円形)を作る。
花粉塊は葯室の中にあり、葯の付属体の間にある5個の小球(捕捉体)に2個ずつぶら下がる。萼は5全裂。
花冠が白色のものをシロバナガガイモという。
古いガガイモ画像(2012.7.20),紫陽花にからっまていた。
10年以上も前の画像。開花期が早まっている。
今年も紫陽花にガガイモが絡まっていると聞いた(7/9)。
出かけてみると、紫陽花は剪定されたあとだった。
「令和陸年(皇紀2684年)7月12日、記」
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7月
11日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝日陰の小花Ⅱ〟❖ ’24-193 ❖》
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ハエドクソウ(蝿毒草) ハエドクソウ科(Phrymaceae)
学名:Phryma nana Koidz
別名:チャボハエドクソウ、ハエトリソウ
《 泉の森各所〝ハエドクソウ〟7月草花Ⅷ ❖ ’24/07/05 ❖ 》
和名の由来は全草を煮詰めて、ハエ取り紙を作ったことから。
日本のハエドクソウ属はハエドクソウとナガバハエドクソウの2種。
ハエドクソウ属は1種だけの属とする説と3種とする説がある。
ここでは、KewscienceやYlistの3種説に基づき記する。
ハエドクソウは花冠上唇の両側に平らな肩部分がある。
葉柄が長く葉の基部は切形、心形。葉の裏の細脈が鮮明。
多年草で茎高50~70㎝。茎は直立し上部で分枝、下向きの短毛がある。
葉は対生し、長さ7~10㎝×幅4~7㎝、広卵形~楕円形。
質が薄く、基部は切形~心形、葉裏の細脈が明瞭、縁に粗い鋸歯がある.
両面に毛があり、特に脈上にある。
細脈・・側脈からさらに分岐する脈・・が目立つのはハエドクソウの特徴。
穂状花序は頂生か腋生に細長く長さ10~20㎝、小さな白色花を疎らにつける。
花ははじめ上向きだが花時には横向き、果時になると下向きになる。
花序軸は茎より短い。花冠は筒状漏斗形、拡大部は2唇形。
白色だが、時に淡桃色を帯び、長さ7~9㎜、幅4~6㎜。
上唇は短くて先が2裂し両側がやや広く肩状になり、下唇は長くて3裂する。
萼は筒状で5歯があり、背側の3歯は紅色、先が鉤曲して刺となる。
萼の下部に苞1個と、小苞2個がある。花期は7~9月。
「令和陸年(皇紀2684年)7月11日、記」
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7月
10日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝日陰の小花〟❖ ’24-192 ❖》
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コクラン(黒蘭)ラン科(Orchidaceae)
学名:Liparis nervosa (Thunb.) Lindl.
《 泉の森〝コクラン〟7月草花Ⅶ かしゃば山・脇 ❖ ’24/07/05 ❖ 》
茨城県以南〜九州、常緑樹林内の林床に生育するランの一種。
陽光が差し込まない常緑樹の疎林の林床を好むようだ。
葉は、冬にも枯れないが常緑ではない。
翌年、横に新しい株を成長させて、その株の葉と入れ代わっていく。
花期には、すぐ横に前年の葉が残っていることが多いようだ。
葉は、両端が三角形状の楕円形で長さ10cm位、幅3~4cm。
葉脈(平行脈)が目立ち葉の基部茎は、やや膨らみ細い紡錘型。
毎年、すぐ横に新しい偽球形を作って、新しい株を作る。
泉の森では6月中旬~下旬に高さ20~30cm位の花茎を垂直に立てる。
花茎の周囲に小さな花を穂状(総状花序)に10~15花をつける。
花は、中心の幅5mmほどの唇弁以外の背ガク片、左右一対の側ガク片。
そして左右一対の側花弁などが線形~糸状なので目立たず小さく見える。
唇弁は下方に強く巻き込んでいて中央部が凹んでいる。
正面から見ると「つぶれたMの字」のように見える。花色は、黒褐色。
果実は、長さ1.5cm位の細い紡錘形で垂直につく。秋に淡褐色に熟す。
仲間のクモキリソウ属の花は、ほとんどが小さい。
中心の花弁(唇弁)以外の背ガク片、左右一対の側ガク片や左右一対の側花弁等、
線形~糸状で目立たないために、花を見分けるのは中々難しい。
が、コクラン以外のジガバチソウ、クモキリソウやスズムシソウ等は、
現在の泉の森では、自生・・存在を確認していない(私的)。
2016/7/8・・泉の森。
「令和陸年(皇紀2684年)7月10日、記」
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7月
9日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝日陰の小花〟❖ ’24-191 ❖》
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ハグロソウ(葉黒草) キツネノマゴ科(Acanthaceae)
学名:Peristrophe japonica (Thunb.) Bremek.
《 泉の森に見える花〝ハグロソウ〟7月草花Ⅵ ❖ ’24/07/05 ❖ 》
日本では関東より西(南)にしか自生しない、高尾山が北限か。
又、2枚花弁植物は、日本には数種類しかない。
姿似の草に キツネノマゴ を紹介されるが、明らかに形が違うと思う。
神奈川県植物誌によれば自生地は、県の北西部に点在するのみである。
大和市泉の森の自生は、驚きで慎重なる検証、観察が望まれる。
神奈川植物誌を読み参考にさせてもらう(植物誌1415~1417頁)。
ハグロソウ属 Peristrophe Nees
多年草.茎には 4~5 稜がある.
葉は全縁.花序は頂生または腋生し,
大きな葉状の大小 2 枚ときに 3 枚の苞がある.
萼に接してごく小さい,長さ 1~2mm の小苞が 2 枚ある.
萼は膜質で 5 深裂する.花筒は細く,先は 2 裂して唇形.
子房の基部に環状の花盤がある.
アジア,アフリカの熱帯~温帯に広く分布し,約 40 種がある.
日本には 1 種だけ分布し,県内にも自生する.
ハグロソウ;
茎は高さ 20~50cm,直立し,しばしば分枝し,短毛が散生する.
葉は薄く,黒みを帯びた緑色なのでハグロソウの名がある.
葉の下面脈上には短毛があり,上面は無毛かまばらに短毛がある.
針状の結晶体はキツネノマゴほど はっきりしないものが多い.
苞は縁と下面脈上に短毛がある.
花は淡紅紫色で,苞の間にあり,つぼみは数個(2~8 個)つくが,
同時には咲かず,1 個ずつ咲くことが多い.花期は 7~10 月.
果実は 2 室に分かれ,熟すと裂けて,それぞれ 2 個の種子を飛ばす.
本州(関東地方以西),四国,九州に分布.林縁に生える.
県内では丹沢,箱根,小仏山地の山麓部と多摩丘陵などに分布するが少ない.
あるHPで鎌倉市山ノ内に自生らしきハグロソウが居ると紹介されている。
現地をたんぼうしてみたい。
自生環境の類似性等々、興味を覚える小さな花である。
神奈川植物誌に掲載されてる自生地分布図。
ここに北鎌倉(山ノ内)に古く自生されていた印がある。
最近の調査がないのか??
ある方のHPには、今も咲いているような記述がある。
「令和陸年(皇紀2684年)7月9日、記」
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7月
8日,
2024年
《雅羅・/・襍録〝同属異種〟❖ ’24-190 ❖》
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《 泉の森・隣に咲く同属異種の花〝ミソハギ・エゾミソハギ〟❖ ’24/07/05 ❖ 》
ミゾハギ・エゾミゾハギは、暑い時期に紅紫色の花を水辺で見せてくれる。
漢字では禊萩と書き盆飾りなどの供物を清めると意味から付けられた。
泉の森で見られるミゾハギ・エゾミゾハギは、同じ場所に茎が立っている。
遠目にはわからない。近寄って見ると違いが分かるのだが、不思議な光景である。
DNA鑑定をしたら・・・と思うのだが。〝7月草花Ⅴ〟
雨に濡れ茎が傾いているのがあった。(7/12 '24追加)
ミソハギ(禊萩・溝萩)ミゾハギ科(Lythraceae)
学名:Lythrum anceps (Koehne) Makino
別名: ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)、ソビソウ(鼠尾草)
花拡大。
エゾミソハギ(蝦夷禊萩)ミゾハギ科(Lythraceae)
学名:Lythrum salicaria L.
禊萩の葉。
蝦夷禊萩の葉。
ミソハギ(禊萩・溝萩);
全体に無毛。茎は4綾形。葉は、十字形に対生し、基部は茎を抱かない。
花は直径約1.5㎝。花弁は4~6個で波うつ。花托筒(萼筒)は、12本の縦の綾がある。
萼片は三角形、6個あり萼片の間に針状の付属体(副咢)が6個あり、開出する。
雄蕊12個、6個が長く6個が短い。雌蕊の長さには3型ある。
日本に生育するミゾハギ属は2種ある。
もう1種のエゾミソハギは茎、葉、萼など全体に短毛があり、副萼が直立する。
以上の2種共に栽培種が多く、自生地を見たことはない。
「令和陸年(皇紀2684年)7月8日、記」
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