《雅羅・/・襍〝森の妖精花〟❖ ’24-212 ❖》

レンゲショウマ(蓮華升麻) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemonopsis macrophylla Sieb. et Zucc.

《山野草園に佇む〝蓮華升麻〟7月草花XXVI  ❖ ’24/07/30 ❖ 》
レンゲショウマ(蓮華升麻);
東北地方南部から近畿地方の太平洋側の山地の湿り気ある林下に生育する多年草。
亜高山帯では落葉樹林に下草のように生えることが多く見られる。
花は蓮に、葉が晒菜升麻に似ていることから名付けられたと言われる。
茎は細くて高くのび、草丈40-80cm。花茎の下部に茎葉と根出葉がある。
根生葉や下部の葉は、2~3回3出複葉で、 小葉は卵形で粗い鋸歯を持つ。
高く伸びた花茎上部に光沢ある薄紫の花が、様々な方向を向いて下向きにつく。
 花弁状に開いているのは萼片、 その内側に花弁が多数の雄蕊を囲んで輪になる。
その中心に雌蕊があり、花弁の先は濃い紫色。 萼片7~10枚、花弁は10~12枚。
日本固有種で神奈川県レッドリスト2020「絶滅危惧IB類」。
レンゲショウマの蕾。
蕾から開花するまでは長い時間を持つ。
地道なメタボリズムが行われてると、感慨深く観る。


資料によれば、泉の森山野草園のそれは30年以上前に植栽された、とある。
植栽された生育環境は、極めて厳しい環境(低地)だが、元気に顔を見せてくれる。

「令和陸年(皇紀2684年)7月30日、記」
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