「自分のことは一番自分がわかっている」 「自分のことは自分ではわからない」 どちらもよく聞くフレーズです。そして、まったくもって相反することを言っています。 でも、「ジョハリの窓」を知っているとこの謎は解けますよ。 ちなみに、コーチングでは盲点の窓についてコーチが話したり、未知の窓について一緒に考えたりします。 【定年後のセカンドライフにむけたサポートを実施しています】 興味を持っていただいた方はこちらまでお越しください。
コーチ同士のカンファレンスに参加したときのこと。 私自身が短いコーチングを受けて、コーチとある約束をしました。 前々からやろうと思いながら実行できていなかったことでしたが、コーチングの中で約束したことは不思議と実行できます。 やはり自分自身ではなく、他人と約束をすべきだと実感!
コーチングのスキルを仕事の企画会議で使ったことがあります。 チームメンバーに、自分が考えている商品のイメージを、ユーザーがその商品使っているシーンを想定しながら話をしてもらいます。 「使いやすい」のようなあいまいな表現であれば、私が質問をしてどんどん掘り下げていきます。 そうすると...。メンバーの口から「今、質問されて答えていくうちに気がついたのですが」と、新たな発想が出てくるようになったのです! 私が質問していただけなので、もともとメンバーのアタマの中に隠れていたものが引き出された訳なんですね。 これってコーチングそのものです。
コーチングのセッションは川の流れにも似ています。 淀んだ川の流れを阻む障害物をそとから排除してあげると、一気に流れが復活します。 コーチングもそれと同じで、コーチがクライアントの中で引っかかっているものを外すと、一気に気づきが出てきます。後は、流れに乗ってゴールに到達するだけ。
コーチングのセッションはジグソーパズルに似ています。 ジグソーパズルは最初、なかなか進みません。 ところが、ある程度ピースがつながっていくと、あるタイミングでグンっとスピードが速くなるポイントがあります。 コーチングもあるタイミングでセッションが一気に加速する時があります。これはクライアントが気付きを得て、潜在力 を発揮したからなんですね。
親しい人に、すべてをさらけ出して相談するというのは逆にとても勇気がいることです。 「これを話してしまったら...。」という気持ちがあるはずです。 だから、セラピストやコンサルタントやコーチという職業があるのだと思います。