11月に入り、大陸から冷たい高気圧が日本に張り出してくる
大気が冷たくとも、水蒸気が少ないと積雪は少ない
北のオホーツクは海水温が低いので、水蒸気の発生が少ない
その点、対馬海流は海水温が高いので温度差が大きいと水蒸気が
上空へ昇る
その結果は雪となって地上に舞い降りる
しかも、日本列島の中央部には2000M以上の山が連なり
その山に雪雲が止まり多くの雪を降らせる
日本海はこれからが、本場の荒海となる
家路へ向かう車中から、鈴なりになった柿の木があちらこちらで
見受けられる
以前も書いたが、農家では柿は沢山なっても出荷せず
そのまま放置されることが多い
下山開始から2時間半ばとなる
大きな杉木立を抜けると、自動車を駐車した神社に辿り着く
晴天の山路は気持ちよい
下山開始から2時間以上を過ぎた
アエギながらの登りのとは違って、下りは一見楽そうに
見えるが、山道ではそうはいかない
根があり、凸凹があり、岩や石が飛び出ている
その上、体を支える為に足の筋肉を強烈につかう
登山後の足の筋肉痛は下山時に起きる
平場に近づき、美しい種子を見つけた
木を引き寄せると、独特の臭気がある
「臭木」(クサキ)
秋の訪れとともに、実が赤くなり葉も紅葉します
山道を歩くと、日の光を浴びて美しいものです
「ナナカマド」
北海道では街路樹として植えられ、大きく育っています
下山をして途中の山道は落葉の吹き溜まりとなっている
雨が続くと川のように流れるであろう
この落葉が微生物により分解され、水に溶けて平地に流れ出る
海に出たこの水がプランクトンを育て、魚や貝類が育つ
広葉樹の森林がいかに大切か、物語ってくれる
広葉樹を切り拓いて、杉の植林を未だに推進する森林行政に
腹立たしさを覚える
昔から天皇より賜る位に「従○位」と順位がつく
この樹木は「一位」である
又の名を「オンコ」
赤い実が美しい、勿論食用になる
登山道の傍らに低いウルシの木が見事な紅葉を見せてくれた
10月も今日で終り
明日からは「霜月」この後「師走」で2008年も・・・
今月も天候次第ではまだ未だ山行は楽しめそうだ
びっしりとなった実
濃い赤色が見事である
橙色もあるが、遠目にもこの色は目立つ
「ピラカンサス」
枝には鋭い「トゲ」がある
最近、あちらこちらの雑誌で眼にする「西村伊作」
文化学院の創始者
気になる存在である
来月はこの人物を渉猟して見ようか
漸く山頂に辿り着いた
最近は平地のウオーキングは欠かさないが、山へ行くことが
少ないので、どうしてもバテ気味になる
平地を歩く、走ることと山を登る体力や筋力は違うようだ
山頂には鐘が吊り下げられている
その下の黒御影石の標識は初めて対面した
コメント欄に10年前の同じ場所を載せてみました
御一覧のほど
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