近くの車屋さんで試乗してきました。
これ見て車種がわかりますか?
分かる人は本当の車好きです。
自分たちのビジネス(クラウドコンピューティング)の特徴はなんだろう。なぜ我々をお客様が選んでくれるのだろうということを考えることが多いのですが、今日シアトルエグゼクティブでプレゼンテーションをした中にこんなスライドがありました。
この会社はエアコンを販売している会社なので、職場の環境を提供しています。環境という意味でインターネットでメールと Web を提供する我々にも共通する部分があると思います。
上から
心地良さ(環境・サービス)
安心感(安定稼働)
固定コスト(定額)
リスク回避(コスト&リスク)
エネルギーの消費(エコロジー)
簡単言わせていただくと、安定したサービスを固定費で提供する。また、これによって環境にも優しい。これはまさにクラウドコンピューティングの目指すところではないでしょうか。
これを提供するためにはこれらを提供できるファシリティを準備する必要があります。ファシリティとは、データセンターから回線、ソフトウェアまでを含む全てを管理できる会社である必要があるのです。
ですからデータセンターだけの運営ではクラウドではありませんし、回線の提供だけではクラウドではありません。ましてやサーバーをデータセンターに置いただけではクラウドとは言えないと私は思っています。
「クラウドコンピューティング=新しいビジネスモデル」という考え方は間違っています。このようなエアコンの販売&メインテナンス会社のビジネスモデルと重なる部分も大きいのです。クラウドコンピューティングだから新しいことをしているのではないのです。
ある人に「保証できますか?」と聞かれた。インターネットサービスで100%保証できるものってありましたっけ。100%に近付けるために一生懸命やっているのですが、その相手から「保証できますか?」と聞かれたらどう答えたら良いのでしょうね。保証してダメだったらどうしてくれるというおはなしをしているのでしょうか。喧嘩を売っている以外意味が分からない言葉です。
絶対に落ちない飛行機はつくれますか?
エンジニアは考えて「はい、でもその飛行機は重くて飛べないものになります。」と答えたそうです。落ちない飛行機ではなく、飛べない飛行機をつくれば落ちることはないわけです。
PSPでは、落ちないサービスを残念ながらつくることはできませんが、誰よりも安価で高く飛べるサービスをつくることをお約束します。少し書き方が深かったかな?
今回の日本出張では「クラウド」という言葉をいっぱい聞きました。でもクラウドをどのようにビジネスにつなげればよいのかと聞かれても、どのようなビジネスをクラウドにしたいのかということが明確では
なく、的確なお答えができなことが多くあります。
クラウドとは、ユーザー様が自分の所有する施設内に設置した、自社機材で何かを運営するのではなく、インターネットのサービスプロバイダーが持つ施設に置かれた機材で、サービスプロバイダーが提供するソフトウェアサービスを企業と企業に務める個人が利用することを意味しています。
クラウドにはいくつかのメリットがあります。例えば、ハードやソフト、回線と言ったインフラを自社でも必要がなく、必要なときに必要な分だけ借りれば良い。自社内にメインテナンスや問題が発生したときに対応するノウハウを持つ必要がない。一台のコンピュータではなく、複数のコンピュータや携帯端末からアクセス出来る。このように利便性とコスト軽減がクラウドの特徴なのです。
クラウドコンピューティングを考えた場合、クラウドを利用する立場と提供する立場でかんげなければいけないことが当然変わってきます。私の場合、クラウドを提供する側に立つ人間なので、エンドユーザーや企業ユーザー様とは違った立場から見ていることになります。
クラウドコンピューティングを提供するためのおはなしを今後させていただきます。
全席禁煙の新幹線ができたのですね。素晴らしいと思ってよく見たら、喫煙ルームがありました。微妙です。
やはり日本っではまだ少しですが愛煙家の人権が残っているようです。新幹線だけではありません。ドトールコーヒーが繁盛しているのは喫煙ができるからと聞きました。
米国では愛煙家の人権はほとんどありません。
機能のフライトは9時間半、関空・シアトル直行便でマイルとしては5040マイルがフライトに加算された。最近は贅沢なのですがビジネスクラスを使って飛んでいます。これがデルタ182便のビジネスクラスの配列。古いボーイング767を使っています。席も広いのですが、最新の機材ではないのでテレビ等が小さいです。でもサービスは今までの成田・シアトルより良く感じました。
満席ではなく私真ん中の席に一人で座っていました。といううか、ビジネスクラスは全員一人で座っていました。私は珍しく5〜6時間寝ていたようです。日本は暑かったのでよっくり寝ていません。それもあって飛行機で寝ることができました。
それでも今日は眠いです。歳ですね。
関空は決して便利な空港ではありません。このまわりに伊丹空港、神戸空港がありますが、もともと神戸沖にできるはずだった空港が兵庫県と神戸市の反対で今の泉南にできたもの。長い橋をわたって空港に到着するのですが、いついっても混んでいるという感覚はうけません。もうかっているようにも思えません。
成田空港が民営化されて黒字になったと聞きました。黒字になる方法は簡単には2つしかありません。収入を増やす。コストを削減する。空港の場合、安全がかかっていますのでコストの削減にも、削減してはいけない部分もあるのかもしれませんが、民営化されると黒字になるというのが、あまりにも今の行政のだらしなさを感じさせます。
日本という国を株式会社日本と呼ばれるようにされば良いですね。
日本出張中 Windows のアップデートがありました。実行したら、なんとファイルの入れ替えが30万ファイルを超えています。この書き換えに何時間もかかってしまって、東京から関西に移動中だったので、完全に終わるまで待つことができませんでした。結局、ファイルをすべて書き換えられたのは関西空港に向かうバスの中。
なんとか関空のラウンジでメールを読むことができました。それにしても出張中にアップデートはやめようと思った次第です。
日本出張を終わって今日アメリカにもどりました。これは関空で最後に食べたもの。お好み焼きです。880円、為替換算すると$10を超えています。高いですね。
フライトは関空・シアトル直行便。DELTA 182便です。期待は古くて小さいボーイング767ですが、お客さんが少なかったので快適に過ごしました。
シアトルに帰ったら気温が30℃を超えていました。でも日本と比較して湿気が少ないので楽に過ごすことができます。また夜には気温が20℃ぐらいまで下がります。エアコンのない北の街です。
昨日(日曜日にもかかわらず)、夕方に豊通シスコムさんが作られ、今年1月から稼動開始したデータセンターを見せていただきました。最新の免震構造で、素晴らしい施設。
でも日本のデータセンターはアメリカとは少し違います。米国のデータセンターのセールスポイントは施設もそうなのですが、コネクティビティを表に出します。要するにこのデータセンターを使うことでどのインターネットプロバイダーに簡単に接続ができるか? ということが大きなセールスポイントなのです。
日本の場合、コネクティビティ自体は大きなセールスポイントになっていません。面白い違いだなと感じました。
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