広告が減っている・・・広告業界が不況になる。
広告とはマーケティング。要するに企業はマーケティングをしなくなったと言うことを言っているのでしょうか。答えは「No」です。広告という媒体に十分なROI(投資価値:Return on Investment)があれば誰も広告をやめることはないのです。
広告が少なくなると言うことは、その広告に十分なROIがないのです。実は広告の多くは、それ自体がビジネスで、広告主へのリターンを一切保証しません。要するに広告には十分な価値がないのです。不景気になってはじめて企業はそれに気付いたのです。来年のスーパーボール、30秒で2億円の広告価値はあると思いますか。
来年の広告は、ロウソクが消える前の最後の明かりのような広告が多いのではないでしょうか。このような最後の大ばくちを米国ではヘイルメリーパスと呼びます。ヘイルメリーパスとはフットボールで、最後のプレー、レシーバーをすべてエンドゾーンに走らせて、クオーターバックがこん身の力でボールをエンドゾーンに投げるプレーのことです。
写真は、家でつくったかまくらです。本文とは関係のない写真ですが、こんなに雪が降るとは・・・このあと10cm以上また積もっています。