サンフランシスコにある日本人街を歩いていてふと露天に並べられているワゴンに目がとまりました。
そこには100冊ほどの古本がセールで並んでいる。
足を止めたのは「1冊1ドル」と言う破格の値札に釣られたため。
司馬遼太郎以外にも龍馬を描いた歴史小説家がいたとは知りませんでした。
全巻揃っていない歯抜けだけど1ドルで1冊分が楽しめるならいいや!と思って衝動買い。
SNSで数時間過ごすよりも単行本読んだほうが楽しめる場合が多いはず。
米国西海岸にお住まいのみなさん、
皆既月食でさらにブラッドムーンと言う赤く月が染まるが天体ショーを見ることができます。
こうしてる場合じゃありません。
早く外に出て空を見上げてください。
ホサナキリスト教会日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「神に対する富」
ルカの福音書 12章13~21節
"群衆の中の一人がイエスに言った。「先生。遺産を私と分けるように、私の兄弟に言ってください。」
すると、イエスは彼に言われた。「いったいだれが、わたしをあなたがたの裁判官や調停人に任命したのですか。」
そして人々に言われた。「どんな貪欲にも気をつけ、警戒しなさい。人があり余るほど持っていても、その人のいのちは財産にあるのではないからです。」
それからイエスは人々にたとえを話された。「ある金持ちの畑が豊作であった。
彼は心の中で考えた。『どうしよう。私の作物をしまっておく場所がない。』
そして言った。『こうしよう。私の倉を壊して、もっと大きいのを建て、私の穀物や財産はすべてそこにしまっておこう。
そして、自分のたましいにこう言おう。「わがたましいよ、これから先何年分もいっぱい物がためられた。さあ休め。食べて、飲んで、楽しめ。」』
しかし、神は彼に言われた。『愚か者、おまえのたましいは、今夜おまえから取り去られる。おまえが用意した物は、いったいだれのものになるのか。』
自分のために蓄えても、神に対して富まない者はこのとおりです。」"
富んだ農夫の誤った人生観とは何であったか。
⑴能力(賜物)の源泉を誤解
賢さや有能さ成功は自分自身によるものと勘違いした(18)。
市場原理による価格変動、コスコパフォーマンス、原価償却に対する利益率の確保などを素早く計算し正しい判断ができたと自認。
その才能をも与えたお方がいらっしゃることを計算していなかった。
「豊作であった」ー天候の良し悪しや賜物の相違はすべて神が決められたこと。
⑵時間の観念に対しての誤解
①平均寿命から割り出した人生設計しか持っていない(19a)。
今日1日今年数年先の時間は自己の快楽のために自由に使えるものと考えていた。
②「今夜お前の命が要求される」(20) 直訳
私たちには生かされた命を持っており許された時間しか与えられていない。
⑶富の観念に対しての誤解
①富こそが人の人生を豊かにするものと考えていた(19b)。
「お金があれば何でも買える」と言った芸能人がいたが、一見するならそのような価値観で世間は動いてるようである。
② 財産の豊かさは保証にならない(15)。
富自体を否定しているものではなく富を用いて楽しむことのできる命(生き方)は、その命を造られた方との関係の中に存在する。
(結論)
この世に生きているつかの間の間、私たちには多くの良きものが与えられている。
そしてゆだねられた裁量のゆえに自由に使えて、自分のものであると錯覚している。
時間、才能、健康、財産、仕事など。
これらを永遠のために用いるときにこの世においてもまた楽しむことができる。
友人のガンホーさんがリリースしたラーメン吉(Yoshi)。
この数年間、シアトルやポートランドでは多くのラーメンショップが雨後のタケノコのように開店している。
客層も日本人や東洋人ばかりではなく白人黒人の方々もいらっしゃる。
我が子達もラーメンも大好き。
この日はガーリック風味のこってりスープをいただきました。
日本のある教会から届けられた週報と教会/教団機関紙。
そこには新年の抱負と希望に溢れる1月号と先月のクリスマス特別号のダブルプレッシング。
今一度神ご自身が人の形をとられて受肉されたと言う神秘と事実に思いを馳せる。
「キリストはあなたの心を、生き方そのものをご自分の宿とされ、共に生きてくださるのです」
なんとも重たいメッセージであり、金銀に勝る価値であることか。
全世界の王様を所有しているとは、どういうことであろう?
このメッセージを語ってくださった牧師の人となりを存じ上げているので
その方の口調で聞こえてくるし、ダイレクトに心に響く。
聖徳太子による17条憲法
関心がある条項を勝手ながら拾い上げて説明を試みました。
第一条 「以和為貴」〜和をもって貴しと為す
これは大変に有名な条項で17条憲法の代名詞とも言われるもの。
しかし付和雷同を勧めているものではなく各人が己の見識を持った上で議論しあいその上で調和を見出せとの趣旨であることが以後の条項からわかること。
第四条「以禮為本」〜敬うことを根本とせよ
「禮」は今日では略式に「礼」の字が使われている。
儒教からの格式を示せと言うのではなく「相互尊重の精神を保て」という大和言葉の「敬う」がこの漢字に当てられた訓読みからわかる。
第九条 「信是義本」〜まことはことわりのもと
大和言葉で「信」はまこと。「義」はことわり。
自らにウソ偽りなく誠実な姿勢(まこと)が物事を理解し運営する(ことわり)の基本となる。
第一七条 「不可独断」〜独断独裁があってはならない。
「逮論大事 若疑有失」〜大事な論に及びては過ちあることを疑え
人は先入観や偏見で意見を持ちやすいため他人の考えも取り入れて独断を排さなくてはならない。その昔ユダヤの最高議会・サンヘドリンでは全会一致決議はその背後に陰謀結託があったはずとして無効となる決まりがあった。ときに主イエスの十字架死刑判決は全会一致であり無効裁判とされねばならないものだった。
こうしてみると17条憲法は現在にも充分通じるものであり、日本は古代から品格の高い国作りを心がけていたと言えるようです。
制度疲労を起こし現実とはかけ離れている現日本国憲法よりも実際的でわかりやすい。
バラードのダウンタウン街を散策してみると、
とっても可愛らしい子供たちがハロウィンのお祭りをしています。
この国のハロウィンの祭りって子供のためにあるようなもの。
彼らをいかに楽しませるかということで大人がこれに便乗して幅をきかせ、
悪ふざけをするなんて事はあり得ません。
もしそんなものがいたら社会からつまはじきとされるでしょう。
高校生の我が子たちはすでにこういったコスチュームから卒業してしまったことが寂しすぎる。
少子高齢化が日本の最大の課題であり、
国難をもたらす原因であると考えます。
この問題にどう対応したら良いのか?
簡単な言葉でズバリと言ってのけた方がいらっしゃいました。
出口治明さん。
国難打開のマジックワードは、
「定年の廃止」
現在の65歳定年を70歳に繰り上げると国が検討続けているようですが、
そもそもそんなこと国が音頭を取るものでなくそれぞれの会社が
また各人が決めることでしょう。
出口さんは65歳でも70歳でも75歳でもない
定年と言うアイディアを取っ払ってしまえと言うのです。
そこには一石5鳥の効果があると。
これまた明快な分析。
①健康となり介護の必要が減る。
医師50人にアンケートして健康寿命を伸ばす最良の方法を尋ねてみたところ、
働き続けることであるとの回答が、誰からもあった同様にあったそうです。
②もらう方から払う方への人口が増える。
働き続けている限り所得税が発生して国庫の収入が増えます。
同時に収入の多寡に応じて年金支出額も調整すれば良いのではないでしょうか。
③年功序列の考え方が終わる
勤続年数や過去の業績に応じる賃金ではなく、
現在どれだけのことができるかと言う指標での賃金体系と変えられる。
誰よりも栄光の業績を持っていた松坂大輔が中日ドラゴンズの入団テストを受けたとき、
彼は2軍からスタートした。部長や社長経験があった高齢者と言えども2軍からスタートさせれば良い。
④中高年が元気になる。
なぜ50代60代の人間が定年後の生活を心配しなくてならないのか。
今や人生100年時代である。
⑤労働者不足問題の解決
世界の中近東をはじめテロ頻発地域は失業者が多く若者が働く期待の乏しい地域である。
日本はとても恵まれて就職の期待に溢れている。外国人を雇うより働ける高齢者を用いたらよいではないか。
出口さんのこの視点は、
大政奉還ほどの威力のある提言のように思います。
そもそもなぜ定年を作らなくてはならないのか?
働けないと思ったら雇用主やその各人が判断すれば良いことであって
その枠組みを国が決める事は何もなかったんですね。
出口さんの講演録画です。
「これからの時代を生き抜く力」
https://youtu.be/7-niffQw3Us
39回目の西郷どん「父・西郷隆盛」は時代設定が数十年後にワープ(宇宙戦艦ヤマトの用語)していた。
奄美大島の流刑中に島の女性との間にできた菊次郎が京都市長に就任すると言う書き出し。
先回の戊辰戦争以来のドラマの道筋は、菊次郎が部下に父について物語ると言う展開。
物語がワープすると、番組の冒頭の主題歌演奏の際の映像も新たなものに差し替えられていることに気がついた。
徐々に緊迫した音響に緊張感が高められていくと赤鬼のお面をかぶった男たちが太鼓を乱打している映像が流れるところは常に共通している。
クライマックスに達すると朝日が差すように突然漆黒が消えて緊張が和らぐ瞬間がある。すると西郷が胸を張りながら歩いている画面に移行する。
私の記憶では本大河の当初は西郷が石畳の続く坂道を上って行くところ。おそらく薩摩から江戸へと上る設定か?
次にワープしたところでは赤鬼太鼓の直後の西郷は、羽織袴を着た姿で市中の橋を闊歩しているところだった。
そして今回のワープ後は、戊辰戦争の際の将校たちが身に付けたとされる軍服を着てこれまた闊歩している姿だった。
この暗闇から陽光へ、緊張から弛緩へ、そして得体の知れない魔物から望みのある人物へと突然変えられる局面がなんとも見ていて心地よい。
ノリの良い音楽が良く調和していて、NHK受信料はこの部分だけでも元が取れるのではないかとふと思ったりした。(海外在住者の私は払っていないが)
幕府も薩長も同様の黒い軍服を身に付けているが、あれは米国南北戦争後の不用品となったリサイクルである。米国はフランスを通して幕府に流し、またイギリスを通して薩長に流して大いに金を儲けた。もちろん何千丁のライフル銃が日本に流入したのも南北戦争のおかげである。
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