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21世紀の大政奉還

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21世紀の大政奉還 21世紀の大政奉還 21世紀の大政奉還
少子高齢化が日本の最大の課題であり、
国難をもたらす原因であると考えます。

この問題にどう対応したら良いのか?

簡単な言葉でズバリと言ってのけた方がいらっしゃいました。

出口治明さん。

国難打開のマジックワードは、
「定年の廃止」

現在の65歳定年を70歳に繰り上げると国が検討続けているようですが、
そもそもそんなこと国が音頭を取るものでなくそれぞれの会社が
また各人が決めることでしょう。

出口さんは65歳でも70歳でも75歳でもない
定年と言うアイディアを取っ払ってしまえと言うのです。

そこには一石5鳥の効果があると。
これまた明快な分析。

①健康となり介護の必要が減る。
医師50人にアンケートして健康寿命を伸ばす最良の方法を尋ねてみたところ、
働き続けることであるとの回答が、誰からもあった同様にあったそうです。

②もらう方から払う方への人口が増える。
働き続けている限り所得税が発生して国庫の収入が増えます。
同時に収入の多寡に応じて年金支出額も調整すれば良いのではないでしょうか。

③年功序列の考え方が終わる
勤続年数や過去の業績に応じる賃金ではなく、
現在どれだけのことができるかと言う指標での賃金体系と変えられる。
誰よりも栄光の業績を持っていた松坂大輔が中日ドラゴンズの入団テストを受けたとき、
彼は2軍からスタートした。部長や社長経験があった高齢者と言えども2軍からスタートさせれば良い。

④中高年が元気になる。
なぜ50代60代の人間が定年後の生活を心配しなくてならないのか。
今や人生100年時代である。

⑤労働者不足問題の解決
世界の中近東をはじめテロ頻発地域は失業者が多く若者が働く期待の乏しい地域である。
日本はとても恵まれて就職の期待に溢れている。外国人を雇うより働ける高齢者を用いたらよいではないか。


出口さんのこの視点は、
大政奉還ほどの威力のある提言のように思います。

そもそもなぜ定年を作らなくてはならないのか?

働けないと思ったら雇用主やその各人が判断すれば良いことであって
その枠組みを国が決める事は何もなかったんですね。

出口さんの講演録画です。
「これからの時代を生き抜く力」

https://youtu.be/7-niffQw3Us
#ビジネス

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