主人公の<しずか>は25歳、妻子ある男性<剛>と別れ、勤めていた会社は倒産したという状況の中、伯母の<渕上>は薬品会社に勤めている<小村栄治>36歳との見合い話を持ちかけてきます。
中途半端な気落ちで<しずか>は<小村>との見合いを行い、何回かのデートの途中、彼は踏切事故で無くなってしまいます。
<小村>との付き合いの途中、偶然に横浜の洋館の住む老女<ターニャ>が同居人を求めていることを知り、新たな気持ちで下宿生活を始めるのですが・・・。
小さいころから容姿端麗で、イギリス留学経験もある成績優秀の4歳年上の姉<恭子>は、8歳年上の<英輝>と六本木のマンションに住んでいますが海外出張が多く、これまた精神的に問題を抱えています。
登場する心優しい人物たちを通して<しずか>は、新しい出会いと人生の進む方向を手探りながら何気なくつかみ取ろうとする姿が、淡々と編み込まれていく一冊でした。
改めて、細かい気配りで料理を作られていると、ママさんを認識しました。
以前に「酢ぶた」(600円)を頼みましたらニンジンが、「梅の花びら」に飾り切りされていました。ちょっとした細工物があるだけで、随分と料理の趣が変わります。
今夜、「鯛の甘酢あんかけ」(850円)を注文しますと、なんとニンジンが「ハート型」で出てきました。それも、食べる人に向けて飾り付けされています。
注文が落ち着いた頃ママさんに、「ニンジンの飾り切り、とてもいいですね」と言えば、「わかってくれて、ありがとう」と喜んでくれました。
気付かずに食べられる人も多いかもしれませんが、ママさんの心遣いを味わい、紹興酒を楽しんできました。
仕事先の<K社長>の事務所がJR兵庫駅前から三宮に移転されていますので、足が向かなくなりました羽坂通界隈ですが、本日は讃岐うどんの【富家】さんにて、お昼ご飯です。
選びましたの煮アナゴが一本ド~ンと乗っかった「あなごぶっかけうどん」(820円)です。ぶっかけうどんが(600円)ですので、わずかな上乗せで楽しみが増します。
こだわりの店主が選ぶ小麦粉は北海道産です。つやつやの麺の輝き、モチモチ感のある歯ごたえ、柔らかい煮アナゴと価格以上の満足度に浸れる一品だとおもいます。
先月、相次ぐように2店のお寿司屋さんが閉店しました。
1店は、高速神戸駅東口を出たところにありました【寿し鈴ぎん】さんです。
どうやらこちらは、営業形態を変えて居酒屋に替わるとかで、どのようなお店になるのか楽しみがあります。
残念なのは、板宿本通りに面していました【松寿し】さんです。
商店街の中心部で50年に亘る歴史がありましたが、2月10日に閉店されました。
お店の前を通るたびに、白壁に残された「松寿し」のロゴの看板がいつ取り外されるのかと、気になります。
鋳鉄製で、松の葉と店名がアレンジされた<ロゴ看板>、シンプルでいい味わいがあると見ておりました。
見慣れた看板の風景が、消え去るのは淋しいものです。
昨日、東京での会議に出向いた際に頂いたお昼ご飯です。
時間的に余裕もありませんので、会議場近くのレストラン街に出向きました。
海が見えるレストランがありましたが、数人が並んでいたのであきらめました。
4人席に一人で食べているのが目立ちました。関西なら、お昼時ですので相席が当然なのですが、東京では相席はしないのかなと疑問に感じつつ、とんかつ【ひらのや】の「ランチとんかつ膳=日替わり定食」(980円)に入りました。
本日の「日替わり定食」は、ヒレカツとカニクリームコロッケです。
テーブルに最初からご飯茶碗がセッティングされています。「これは湯呑みかな」と間違えるほどの小ささに驚きましたが、ご飯・味噌汁(赤だし)・キャベツはお代わり自由と分かり納得です。それにしても、上品すぎる大きさです。
ご飯、おひつで出てきて自分でよそおう方式でした。ご飯は八穀米が使われていて、健康志向を感じました。
食後は(250円)でコーヒーが呑めるようでしたが、残念ながら時間もなく、あわただしいお昼ご飯になりました。
無事に東京での会議を終え、「のぞみ」に乗り神戸に向かっています。
品川駅のキオスクで、「貝づくし弁当」(900円)と缶ビールを買い込み、遅い食事です。
ホタテ、貝柱、アサリが一杯で、ビールのいいアテになりました。これは駅弁と侮れないなかなかの完成度で、気に入りました。
食事を済ませたあとはのんびりと、新神戸駅まで、おやすみタイムです。
今日は、業界の「建築士試験業務連絡会議」に出席するため、東京の浜松町まで出張です。
午後から夕方までの会議ですが、終了後のお楽しみもなく、新神戸駅まで、とんぼ帰りの予定を組んでいます。
ささやかな楽しみは、帰りの駅弁と缶ビールぐらいでしょうか。
以前なら一泊なのですが、最終便も遅くまであるようになると、アフターの楽しみがなくなりました。
赤提灯派として、花の東京で、一杯呑めないのが残念です。
お昼に、レトルトカレーの【フルーツカレー】を食べたばかりです。
打ち合わせの移動中、板宿本通商店街で、開店して間がなさそうなインド&ネパール料理【スワガッタム】というお店を見つけました。
ランチタイムは一般的に午後2時ぐらいまでですが、このお店は午後5時までランチタイムで、午後5時からすぐにディナータイムに移行するようです。
カレー好きの立場としては見逃すことができずに、「日替わりカレー」(500円)を食べてきました。
Aランチとして、カレー・ナン・チキンティッカ・サラダ・ライスが(690円)なのですが、シンプルな「日替わりカレー」を選びました。
このお店もそうなんですが、どうもナンとライスがあるというのは好みません。
本日はベジタブルカレーで、辛さの注文も聞いてくれます。
ジャガイモ・ナス・シメジと言った具材でしたが、おいしく頂けました。
マスターに「開店はいつでした?」と聞けば、「去年の12月17日です」とのこと。
不思議とインド料理店が増えている神戸ですが、これからも若夫婦(?)で頑張っていただきたいものです。
体から、スパイスの匂いがしないかと、思う一日になりました。
シリーズも20品目になりました。
今回は、「ゴルフ場のカレー屋さん」ということで、鳥取県三朝高原山頂にある、「三朝カントリー倶楽部」のレストランで提供されている名物【フルーツカレー】を選びました。
これいけますね。
パイン、桜桃、みかん等の果実が使用されているのですが、スパイシーさがあり、小麦粉の多い粘り気のあるルーでもありません。
細切れでやや硬めの牛肉ですが、原形を留めています。
セロリ、ニンニクも溶け込んでいますので、私好みなのかもしれません。
(400円)とレトルトとしてはやや高めですが、値打ちはあると思います。
今までは、「関帝」という銘柄の紹興酒をキープしていました。
だいたい、4,5回ぐらいで空けてしまいます。
ママさん、「そんなに呑むなら、大きいほうがいいね」との甘い言葉に誘われ、注文していただいていた紹興酒が届きました。
お店の床に新聞紙を敷き、ママさん自ら石膏で固めた甕の開封作業です。
家族連れのお客さんも興味深々で眺めていました。
5リットル入りの甕ですので持ち上げるのが大変で、柄杓でグラスに注ぎます。いつもはロックで呑んでいますが、「これはこのままがいいよ」とのママさんの言葉に従い、ストレートで呑んでおりました。
当分はなくなりそうにもありませんが、残り少なくなると、柄杓は使えません。
持ち上げて、注ぐことになるのかなと、いまから心配しています。
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