神戸駅から東に向かい、散歩の途中にお昼時をはさんでしまいました。
丁度12時頃に、大規模な三菱重工場辺りに差し掛かり、近辺の食事処はどことも満席で、時間を外すことにして、一路東向きに街路をクネクネ歩き続けておりました。
この歳になりますと、店構え、値段、雰囲気と入るお店の基準がある程度出来てしまっていますので、いい感じのお店がなかなか見つかりません。
そんな折、【丸三食堂】を見つけました。
お店を構えているのに、「かけそば」が250円。いまどき駅の立ち食いそばでも250円のご時世です。
暑い散歩日和でしたので、ビール大480円が目に付いてしまいました。
予想通り、昼時を外しましたので、客はわたしだけ。
そんなこともあり、また話好きの女将さんで、2時間近く四方山話に花が咲きました。
最近の、うどん屋さんやそば屋さんのお店の話。
食堂の2代目としての、引き継ぎの頃の話。
周囲の部品工場が、単価が合わずにやめていく話。
悪いことだけど、夕方の帰宅途中バイクで一杯飲みに来ていた三菱の人達が顔出ししなくなった話。
市場も食品スーパーとしてビルの中に入ったが、経営が大変な話。
その町の情報は、散髪屋さんに聞けと言われますが、町の食堂も近所のお客さんが来られるので大事な情報源ですね。
ちなみに、キリンビール大、オムレツ、肉そばで1080円でした。
中央区のとある街角で、足が止まりました。
あまりにも対照的な光景を目にしたからです。
木造の妻側を見ますと、トタンで改修されているので、本来は2戸一棟の木造長屋だったのでしょう。
昔ながらの木造2階建てに対して、コンクリート打ち放しの4階建て。
廃業されているのに対して、バリバリ営業中。
日本的な米穀店に対して、欧米文化のパン屋さん。
こんなことが、お隣同志であるなんて、不思議なことだと思いませんか?
主人公は、神田花房町で糸や針などの裁縫用具屋を営んでいる『ふじ屋』の女主人、28歳の<千早>です。
ある日橋のたもとで佇む若い女に声をかけると、<お夏>という行き場のない割には天真爛漫で快活な性格で、好奇心が強くて岡っ引き<伊平次>の手伝いから、人の手首を咥えた犬を探す羽目になり死体を発見、大工<常五郎>だと分かります。
<千早>と<お夏>は二人して犯人探しの事件を追うようになりますが、<常五郎>と同じ長屋に住んでいる浪人<小川金三郎>の助けを借りながら、事件の真相に近づいていきます。
<千早>や<お夏>、<小川>等はみな出自や過去に暗い人生を背負いながらも、明るく前向きに人生を歩もうとしている姿に安堵感を感じながら読み終えれました。
長田港の近くを歩いておりましたら、ギョギョ、ヤップ島の「石の貨幣」かと思わせるモノを発見いたしました。
直径は優に1メートルを超え、厚みは30センチはあるでしょうか。
ヤップ島は、日本が統治していた時代もあり、日本語教育が行われていた歴史があります。まして、長田港という背景がありますので、船で運ばれて来たのかと考えました。
日本各地のみならず、姫路の太陽公園にも数多く収集されているので、長田にあってもおかしくはありません。
でも、良く眺めていますと、中心部が丸くありません。ヤップ島本土では石の貨幣は作られず、遠い島までカヌーで切り出しに出かけ持ち帰りますので、紐でくくりつける為の穴は丸くなくては摩擦で切れてしまいます。
しばし立ち止まり考えておりました。
車輪の片割れのような気がいたしておりますが、さてなんでしょうね。
ハイキングコースの写真ではありません。
わが住宅団地から、山陽東須磨駅に向かう近道が、この写真の通路になります。
すれ違うのも難しいこの抜け道を通りますと、桜の時期にご紹介した坂道へとつながり、駅へと下って行くことになります。
土のままですから、雨の日はドロンコ道となり、気分よく歩ける道ではありません。
獣道と言ってもよく、普段は笹など雑草が道の両脇に生い茂っておりますが、このたびきれいに掃除されておりました。
いつも利便的に通るばかりですが、雑草片付けなどどなたがされているのか分かりませんが、感謝しております。
それにしても、車の行き来出来る道路が一本しかない袋小路の団地開発をよくぞ実行したもんだと、この道を通るたびに感じております。
神戸は坂道の街として有名ですが、散歩好きの者にとっては、難所ばかりが多いようです。
どの街にも坂道はあると思いますが、相当勾配のきつい坂道が多い街は、少ないでしょうね。
源平合戦では「一の谷の逆落し」との名場面も生み出していますが、軍事上の作戦はともかく、日常生活と密着していますので、住み手側として上がる下がる(神戸的な言い方です)は勘弁してもらいたいなぁーと感じていることでしょう。
ただ、海と山とが接近している地形のため、100万ドルの夜景が広がることになり、山に登れば、街並み全体が見渡せる喜びもあります。
写真の坂道はどちらも住宅地の中にありますが、狭い道幅の上に勾配はどちらも30%あります。
雨や雪の日は、大変な坂道だと思いますが、へばり付くように生活している人間のたくましさを感じる坂道でもあります。
『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の<ビゴ・モーテンセン>と<デビッド・クローネンバーグ>監督が、ロンドンを根城に暗躍するロシアンマフィアの犯罪を描いた『イースタン・プロミス』が、2008年6月14日より全国で公開されます。
病院で助産婦をしている「アンナ」(ナオミ・ワッツ)は、駆け込み出産をして死んでしまった少女が持っていたロシア語の日記を手がかりに少女の身元を探し始めます。
彼女はあるロシアン・レストランにたどり着き、ロシアン・マフィアに雇われているミステリアスな男「ニコライ」(ヴィゴ・モーテンセン)に出会います。
<ビゴ・モーテンセン>に、<ナオミ・ワッツ>、<バンサン・カッセル>、<アーミン・ミューラー=スタール>が共演しています。
第80回アカデミー賞(2008年2月)で作品賞、監督賞、主演女優賞にノミネート、脚本賞を受賞したコメディタッチの『JUNOジュノ』が、2008年6月14日より全国で公開されます。
パンクとホラーが好きなクールな女子高生「ジュノ」(エレン・ペイジ)は、親友「ブリーカー」(マイケル・セラ)との興味本位にセックスをして妊娠してしまいます。中絶を思いとどまった「ジュノ」は友だちの「リア」(オリヴィア・サールビー)に協力してもらい、養子を希望している夫婦を探すことに。理想的なローリング夫婦を見つけ、会いに行く「ジュノ」でした。
主人公「ジュノ」に『ハードキャンディ』(2005年・監督: デヴィッド・スレイド)の<エレン・ペイジ>が演じ、共演にはカナダの子役出身<マイケル・セラ>、『キングダム/見えざる敵』の<ジェニファー・ガーナー>。周りを振り回すほど自意識過剰な少女を取り囲む家族や女友だちや、ボーイフレンドの視線がほほ笑ましい。
監督は『サンキュー・スモーキング』(2005年)の<ジェイソン・ライトマン>が務めています。
今回は恐れ多くて1枚だけにしました。
「この印籠が目に入らぬか!」でお馴染みの水戸光圀公が楠木正成の為に建立されたお墓です。
なんと<亀>の背中に乗っています。なぜ<亀>なのか、いくつか調べてみたんですが、分かりませんでした。
楠木正成は、延元元年(1336年5月25日)に殉死いたしましたが、その後350年余を経た元禄5年(1692年)12月21日に光圀公によって「鳴呼忠臣楠子之墓」の8文字が書かれております。
今日6月9日は、「楠木正成公墓碑」として、昭和26年に史跡として認定された日に当たります。
(追記)ブログル仲間のbirdyさんから情報をいただきました。ありがとうございます。
・・・この墓の形は儒教式で、古来から中国では死後の魂が霊峰・崑崙山に鎮まることが理想とされていました。<亀>はこの山に運んでくれる聖なる生き物で、このお墓の形になっています。
お酒でのネットをウロウロしていましたら、表題の検定クイズにたどり着きました。
本来の「ソムリエ」は、レストラン等の客の要望に応えてワインを選ぶ手助けをする人を指し、フランスでは国家資格です。
日本では、日本ソムリエ協会と日本ソムリエ連盟とがあり、ともに認定資格の名称のようです。
さて、挑戦してみました。一応クイズは真面目な問題ばかりで、茶化したところはありません。
ありがたく、「りっぱな酒飲みです」との称賛(?)の言葉と共に、認定証まで頂きました。
遊びでも、面白いことを考える人がいるんですね。
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