今年最後の日曜日、色々と片付け仕事でバタバタした一日でしたので、お手軽に炒める・焼くだけの調理で冷蔵庫の素材の整理です。
最高気温10度ほどの神戸でしたので、暖かいスープとして<ニンジン・セロリ>を細かく切り、【玉子スープ】です。
<じゃがいも>を柔らかく茹でるのは時間がかかりますので、【玉子サラダ】として野菜を盛り付けました。
<鶏のもも肉>を塩胡椒とたっぷりの黒胡椒で香ばしく焼き上げ、<ピーマン・牛肉>に、<おろし生姜・にんにく・オイスターソース>で炒めて【青椒肉絲】です。
今宵も大好きな野菜もたくさん摂取でき、おいしくいただきました。
元町商店街の 「八百屋さん」 をブラブラと覗きながら歩いていましたら、【紅化粧大根】という品種の<ダイコン>を見つけました。
<サカタのタネ>が2006年6月から種を販売している品種で、消化酵素ジアスターゼの酵素活性が、「青首大根」に比べて約7倍あるとされています。
長さは一般的な「青首大根」に比べて短く25センチ程度、表皮の色が首から先まで鮮やかな紅色で、また、葉柄も付け根から先まで赤色で、葉は緑色です。
果肉は白色で辛味はなく、みずみずしい「ラディッシュ(ハツカダイコン)」と同じ食感で、甘みが強く感じられ、生サラダなどに向いている一品です。
久しぶりに元町商店街の西側から、東側に向かって歩いてみました。
6丁目にある「ひょうごイナカフェ」や「フレッシュベジータ」は、以前から知っていましたが、わずか200メーチルほどの距離の間に、次々と<八百屋さん>が開店、その数6店舗とは驚きました。
「フルーツ一番」はまだオープンの紙がシャッターに貼られたままで、新規参入のお店だと思います。
一時期の<ハイカラ元町商店街>のイメージもほど遠く、銀行などの金融街だった栄町通も、今やマンション街になっていますので、新鮮な野菜の根強い人気を感じました。
聞きなれない製造メーカー名の<菊水>は、北海道江別市の会社で、北海道の製品らしく地元産の小麦粉「ゆめちから」を用いて、もっちりとしたパスタ麺の味わいを出し、幅広タイプの「フェットチーネ(タッリアテッレ)」に仕上げています。
おすすめの具材として、<茄子・しめじ>が示されていましたので、さっそくオリーブオイルで炒めて下準備です。
トマトソースは、わたし好みの粘り気のあるソースでしたが、トマトの自然の甘みではなく「水飴」を用いていて、粘り気と甘みを出していました。
「辛味調味料」が添付されていましたが、当然甘みを抑えるために「ハバネロソース」は欠かせなく、たっぷりと振り掛けていただきました。
阪神御影駅すぐそばの御影市場(御影旨水館)にある、下町のパン屋さん【マスヤ製パン】の「焼きカレー」です。
多くの「カレーパン」は油で揚げていますので、ベタッとした仕上がりになり、手づかみで食べるのは憚れますが、この「焼きカレー」は焼き上げています。
少し甘めのパン生地の中に、「じゃがいも」たっぷりのビーフカレー餡が詰められていて、ゴリッとしたビーフの感触がいいアクセントになっています。
<ナデシコ(撫子)>は「秋の七草」のひとつに数えられていますが、この【夕霧】は四季咲き性で、この時期も元気にきれいな花姿を見せてくれていました。
赤紫色の花弁に、白い筋が入り、真ん中あたりが白っぽくなる特徴を持っています。
【夕霧】といえば、<紫式部>の『源氏物語』の第三十九帖の「夕霧」を思い出しますが、おそらくこの品種名もこれにあやかり、<光源氏>が詠んだ「今も見て なかなか袖を 朽すかな 垣ほ荒れにし 大和撫子」からの命名だと思われます。
第三十九帖の「夕霧」は、<光源氏>の息子として堅物の<夕霧>が、亡き友(柏木)の未亡人、一条の女二の宮(落ち葉の宮)への思慕を綴った章ですが、「ナデシコ」は「かわいい子供」との掛詞であり、<光源氏>が<夕霧>に亡き妻<葵>を偲んでいる思いが感じられる品種名です。
前回は 「赤ワイン」 を色々と呑み比べて楽しみましたが、今宵は「白ワイン」です。
カウンター席は5席ほどしかなく、初めは後ろ側にある丸いテーブルでのスタンディングで呑み始めました。
最初に選びましたのは、「マンズスパークリングワイン」の<甲州酵母の泡>(1620円)で、キューブ・クローズ法での製造、山梨県産甲州葡萄100%使用で、繊細な泡が長く続き、淡い黄金色のきれいなワイン色で上品な味わいでした。
二本目は<高畠ワイン>の<上和田ピノ・ブラン>(1571円)です。
白ワインの辛口系で、洋梨・リンゴを思わせる果実の味わいが楽しめました。
<チーズ>の盛り合わせですが、<乾燥イチジク>などの肴もまじり、濃厚な<チーズ>もおいしくいただいてきました。
「甘鯛」と言う呼び方は関東系だとおもいますが、関西では「グジ」と呼ぶのが一般的です。
とくに「若狭グジ」は有名で、背中から二つ割に開いて塩を振り、また閉じて一晩寝かしたモノを「一汐グジ」と呼び、鱗を取らずに皮目に甘口の日本酒を塗りながら焼く「若狭焼き」は、酒呑みにはたまらない一品です。
今宵【鈴ぎん:福寿】では、白身の魚と言うことで「甘酢餡かけ」(380円)がありました。
京料理にはかかせない高級魚ですが、この時期の旬の魚として、中華風の味わいもおいしく楽しめました。
「大福」といえば、小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子ですが、江戸時代初期に生まれた「うずら餅」を、江戸・小石川に住む未亡人が小型化されたものが始まりとされています。
今宵、酒呑み仲間の<ペコちゃん>から頂いたのは、大阪府堺市の<一心堂>が造られている<フルーツ大福>シリーズのひとつ、【ラ・フランス大福】です。
「いちご」や「キィウイ」・「モンブラン」・「みかん」など多種な種類がありましたが、あまり甘くなさそうな洋梨を選びました。
柔らかい餅の中に、「洋梨の女王」と呼ばれる<ラ・フランス>の芳醇な香りと、とろけるような食感が楽しめた一品でした。
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、前回 と同様に、丸い花器を2個使用して「スイセン」を生けられています。
蕾が開花してまた違った花姿が楽しめるかなと楽しみにしておりましたが、開花する前に生け替えられていますので、どうやらこの生け方は「葉」の姿を観賞するのが主のようです。
丸い花器の配置の違いで、随分と印象が違うことに驚きながら、拝花しておりました。
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