累計発行部数1400万部を突破した<吾峠呼世晴>の大ヒット漫画を原作としたアニメ「鬼滅の刃」の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が、2020年10月16日より全国で公開されます。
「炭治郎」らが無限列車に乗り込む場面で終了したテレビアニメ版『竈門炭治郎 立志編』最終話のその後の物語が描かれます。
蝶屋敷での修業を終えた「炭治郎」たちは、次なる任務の地、〈無限列車〉に到着します。そこでは、短期間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているといいます。「禰豆子」を連れた「炭治郎」と「善逸」、「伊之助」の一行は、鬼殺隊最強の剣士である“柱”のひとり、炎柱の「煉獄杏寿郎」と合流し、闇を往く〈無限列車〉の中で、鬼と立ち向かうのでした。
コミックス累計発行部数2500万部を突破し、アニメ版や舞台版も人気の<渡辺航>のスポーツ青春漫画『弱虫ペダル』(『週刊少年チャンピオン』・秋田書店)を実写映画化した『弱虫ペダル』が、2020年8月14日より全国で公開されます。
運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生「小野田坂道」。ひょんなことから高校の自転車競技部に入った彼は、自転車選手として思わぬ才能を発揮します。そして初めてできた仲間のために、自分の限界や壁を越えてともに走る喜びを見いだしていきます。
アイドルグループ「King&Prince」の<永瀬廉>(21)が、映画初主演の『うちの執事が言うことには』(2019年・監督:久万真路)に続き主演を務め、主人公の良きライバル「今泉俊輔」を<伊藤健太郎>(23)、自転車競技部のマネージャー「寒咲幹」を<橋本環奈>(21)がそれぞれ演じています。
監督は『旅猫リポート』(2018年) ・ 『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016年)の<三木康一郎>が務めています。
富山県の小さなテレビ局が地方政治の不正に挑み、報道によって人間の狡猾さと滑稽さを浮き彫りにする様子を描いたドキュメンタリー『はりぼて』が2020年8月16日より全国で公開されます。
市議14人をドミノ辞職に追い込んだ「政務活動費を巡る調査報道」で日本記者クラブ特別賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞、民間放送連盟優秀賞(テレビ番組報道部門)、菊池寛賞などを受賞した富山のローカル局「チューリップテレビ」が、その後3年間にわたって取材を重ね、テレビ番組放送後の議会のさらなる腐敗と議員たちの開き直りともいえる姿を追います。
2016年、「チューリップテレビ」のスクープ報道により、「富山市議会のドン」といわれる自民党重鎮の不正が発覚しました。これを皮切りに議員たちの不正が次々と判明し、半年間で14人もの議員が辞職する事態に。富山市議会はその反省をもとに厳しい条例を制定しますが、3年半が経過した2020年には、議員たちは不正が発覚しても辞職せず居座るようになっていました。そんな議員たちを取材し、政治家の非常識な姿や滑稽さを目の当たりにしていく記者たちの姿が描かれています。
プロデューサーに<服部寿人>、監督は、<五百旗頭幸男>と<砂沢智史>が務め、 撮影を<西田豊和>が担当しています。また (声の出演)として< 佐久田脩>が務めています。
『水俣曼荼羅』 の<原一男>(75)が監督したドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』(1987年)が、主人公<奥崎謙三>(1920年2月1日~2005年6月16日)の生誕100周年記念として2020年8月14日より全国で順次公開されます
『ゆきゆきて、神軍』は、昭和天皇パチンコ狙撃事件で知られるアナーキスト <奥崎謙三> がニューギニア戦線で起きたある疑惑の真相を探るべく、当時の上官を訪ね歩く姿を追った作品です。戦後75年を迎え、奥崎の生誕100周年となる2020年に開催される「夏の神軍祭り」では、全国のミニシアター(神戸=「元町映画」他)で<原一男>によるオンラインも含めた舞台挨拶が予定されています。
<奥崎謙三>から本作のパート2を作るよう説得されるも、それを断ったという<原一男>です。「だが奥崎さんの死後10年以上経った今となって、あの時、『はい。パート2を作りましょう』と答えていたら、<奥崎謙三>は、今の汚濁と腐敗に満ち満ちた世の中に対して風穴を開けるようなアクションを仕掛けただろうか?と夢想することがある」とコメントしています。
バングラデシュからパリに逃れた政治難民の少年がチェスのチャンピオンを目指した実話をもとにしたヒューマンドラマ『ファヒム パリが見た奇跡』が、2020年8月14日より全国で公開されます。
バングラデシュで天才チェス少年として有名だった「ファヒム」は、8歳の時に父親とともに家族を残しパリに移り住むこととなりました。政治難民としてフランスに到着し、強制送還に怯える日々を送る中、「ファヒム」はフランスでもっとも優秀なチェスのコーチの1人である「シルヴァン」に出会います。
最初は警戒心を抱いていた「ファヒム」と「シルヴァン」は、次第に友情を築いていきます。チェスのフランス国内大会がスタートする一方で、「ファヒム」に強制送還の脅威が迫っていました。
「ファヒム」役に<アサド・アーメッド>が演じ、「シルヴァン」役を『シラノ・ド・ベル・ジュラック』などで知られるフランスの名優<ジェラール・ドパルデュー>が演じています。監督は俳優としても活躍する<ピエール=フランソワ・マンタン=ラバル>が務めています。
2018年9月28日、日本公開のラブコメディ 『クレイジー・リッチ!』 が、8月24日(月)深夜25:59~27:59に日本テレビの「映画天国」で地上波放送されます。
<ケビン・クワン>の小説をもとにした『クレイジー・リッチ!』は、シンガポールを舞台に主人公「レイチェル」の葛藤と成長を描く物語です。アジア屈指の不動産王の御曹司である「ニック」を恋人に持つ彼女が、2人の交際をよく思わない「ニック」の母や家族、親戚、元恋人らとバトルを繰り広げる中で、自身にとっての幸せを見つけようと奮闘する姿がユーモラスに描かれていきます。
監督は、『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016年)の<ジョン・M・チュウ>が務めています。「レイチェル」を<コンスタンス・ウー>が演じ、、「ニック」を<ヘンリー・ゴールディング>、、「ニック」の母親「エレノア・スン=ヤン」を<ミシェル・ヨー>、<オークワフィナ>、<ソノヤ・ミズノ>らが共演に名を連ねています。
ドラマシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』( Netflix・2016年7月15日~放送中年)で知られる<ノア・シュナップ>の主演作『アーニャは、きっと来る』の予告編が公開されています。
<スティーヴン・スピルバーグ>に映画化された『戦火の馬』(2011年)の児童文学作家<マイケル・モーパーゴ>(1943年10月5日~)による小説をもとに、イギリス・ベルギー合作として、脚本を<トビー・トーレス>と<ベン・クックソン>が担当、監督は、<ベン・クックソン>が務めています。
1942年、ナチス占領下にあったフランス・ピレネー山脈のふもとにある村を舞台に、羊飼いの少年「ジョー」の物語が描かれます。13歳の「ジョー」はある日、ユダヤ人「ベンジャミン」(フレデリック・シュミット)の「ユダヤ人の子供たちを秘密裏にスペインへ逃がす」という計画を手伝うことになります。
しかしそれと同時に、「ジョー」はドイツ軍の下士官と親しくなっていきます。また「ベンジャミン」が待つ娘「アーニャ」が村にやって来ないまま、救出作戦実行の日が迫ってくるのでした。
「ジョー」を<ノア・シュナップ>が演じ、「ジョー」を見守る厳格な祖父「アンリ」役を『レオン』(1994年・監督: リュック・ベッソン)の<ジャン・レノ>が扮しています。そして「ジョー」の計画を主導する老女「オルカーダ」に、自らの小説を<リチャード・コンドン>自身が脚色した『女と男の名誉』(1985年・監督: ジョン・ヒューストン)の<アンジェリカ・ヒューストン>が扮しています。
2002年の『めぐりあう時間たち』(監督: スティーブン・ダルドリー)でオーストラリア人女優として初めてアカデミー主演女優賞を受賞している<ニコール・キッドマン>(53)の主演作『Destroyer』が、『ストレイ・ドッグ』の邦題で、2020年10月23日に公開されます。
本作は、アメリカ・ロサンゼルス市警の女性刑事「エリン・ベル」を主人公とするネオノワール。酒に溺れ、孤独な人生を送っていた「エリン」に、ある日差出人不明の封筒が届きます。それは、17年前にFBI捜査官「クリス」と犯罪組織への潜入捜査を行った際、逃がした組織のボスから届いた挑戦状でした。
捜査で取り返しの付かない失敗を犯し、罪悪感に苛まれていた「エリン」は、過去に決着をつけるため荒野へと車を走らせます。
<ニコール・キッドマン>が「エリン」を演じ、自身初となる刑事役に挑戦。<セバスチャン・スタン>が「クリス」に扮するほか、『ブラッドショット』 (2020年・監督: デイビット・S・F・ウィルソン)の<トビー・ケベル>、 『ボストン ストロング ~ダメな僕だから英雄になれた~』 (2017年・監督: デヴィッド・ゴードン・グリーン)の<タチアナ・マズラニー>も出演しています。第48回シッチェス映画祭でグランプリを受賞した『インビテーション』(2015年)の日系の女性映画監督<カリン・クサマ>(52)が監督を務めています。
スマホに搭載されたある機能により、スマホにストーキングされてしまう男を描いたコメディ映画『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』が2020年8月14日より全国で公開されます。
監督、脚本は『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(2009年)の脚本家コンビ、<ジョン・ルーカス>と<スコット・ムーア>が務めています。
子どもの頃からスマホ依存症で、恋人も友だちもいない「フィル」が、スマホを機種変更します。新しいスマホにはすべての個人情報を把握し、生活すべてをコーチングする機能「ジェクシー」が搭載されていました。うだつの上がらない「フィル」の生活のすべてを一方的にコーチングする「ジェクシー」に、「フィル」は振り回されますが、やがて「ジェクシー」のおかげで恋人ができ、生活は劇的に変化していきます。しかし、「ジェフ」に恋人ができた途端に嫉妬に狂った「ジェクシー」が豹変します。
人気コメディアンの<アダム・ディバイン>が「フィル」役を演じるほか、<アレクサンドラ・シップ>、<マイケル・ペーニャ>らが共演しています。「ジェクシー」の声は 『ピーターラビット』 シリーズの<ローズ・バーン>が担当しています。
『太陽と月に背いて』 ・ 『ソハの地下水道』で知られるポーランドの<アグニェシュカ・ホランド>監督が、スターリン体制のソ連という大国にひとり立ち向かったジャーナリストの実話をもとにした歴史ドラマ『原題:Mr.Jones』の 場面写真が公開 されていましたが邦題『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』として、2020年8月14日より全国で公開されます。
1933年、ヒトラーへの取材経験を持つ若き英国人記者「ガレス・ジョーンズ」は、世界中で恐慌の嵐が吹き荒れる中、ソビエト連邦だけがなぜ繁栄を続けているのか、疑問を抱いていました。「ジョーンズ」はその謎を解くため、単身モスクワを訪れ、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、疑問の答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込みます。しかし、凍てつくウクライナの地で「ジョーンズ」が目にしたのは、想像を超えた悪夢としか形容できない光景でした。
「ジョーンズ」役をドラマ『グランチェスター 牧師探偵シドニー・チェンバース』の<ジェームズ・ノートン>が演じるほか、『ワイルド・スピード スーパーコンボ』 (2019年・監督:デビッド・リーチ)の<バネッサ・カービー>、『ニュースの天才』(2003年・監督:ビリー・レイ)の<ピーター・サースガード>が顔をそろえています。2019年・第69回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
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