< メインショップのイメージ(画像:パティシエエスコヤマ) >
「小山ロール」で知られる 『パティシエエスコヤマ』 (三田市ゆりのき台5丁目32ー1の)は、9月12日(木)、メインショップをリニューアルオープンすることを発表しています。
同店は、「上質感のある普通味」を核にプロフェッショナルな味を展開し続けているパティシエの<小山進>さんがオーナーを務める「スイーツワンダーランド」として、2003年にオープン。開業時は生菓子・焼き菓子をはじめ、パン、コンフィチュール、マカロンなどのすべてのお菓子をメインショップのみで販売していましたが、2005年にカフェ、チョコレート専門店、2007年にパン専門店、コンフィチュールとマカロンの専門店を敷地内に分家させる形で店舗を展開。16年目を迎えた現在は、2013年に移設したチョコレート専門店「Rozilla」や子どもと大人をつなぐパティスリーがコンセプトの「未来製作所」、2017年にオープンしたデコレーションケーキ専門店「夢先案内会社FANTASY DIRECTOR」など1500坪の敷地に計8ブランドの店舗が展開されています。
そして今回リニューアルが行われるメインショップのコンセプトは「思い出の大きな木に実った果実」。中央には鉄製の大きな「さかさまの樹」、樹の幹の中やその周りには<小山>さんが「これらがすべて自身のクリエイティブの源だ」というギター・レコード・クワガタムシ・カブトガニ・ティラノサウルスの骨格などを鉄製のアート作品として配置予定。
ザ・ペニンシュラ東京」「相田みつを美術館」などを手掛けてきた<橋本夕紀夫>(橋本夕紀夫デザインスタジオ)さん、金属を使った家具デザイン・制作・施工や空間デザインをするお店スラップトーンの<平山徹>さん、左官職人の<久住有生>さん、丹波篠山の陶芸家<市野雅彦>さん、庭師の<松下裕崇>さんら多方面で活躍するクリエイターが参画し、「ケーキ屋だけど、ケーキ屋だけではない」空間に生まれ変わるといいます。
8月21日(水)から9月9日(月)までの工事期間中は、オンラインショップも含め全店舗休業となります。
大阪メトロが昨年12月に公表した心斎橋駅のデザイン案
日本建築学会近畿支部は8日、大阪メトロが計画する地下鉄の駅改装について、現在の歴史的な価値を損ねないよう求める要望書を同社に提出しています。
大阪メトロは昨年12月、2025年大阪・関西万博を視野に入れ、大阪の大動脈となっている地下鉄の御堂筋線と中央線で計15駅を2024年度までに大刷新すると発表。心斎橋駅などのデザイン案に「派手すぎる」「悪趣味だ」などの批判が相次ぎました。
近畿支部の<笠原一人>京都工芸繊維大助教(近代建築史)は、改装が予定される地下鉄の駅は、開放的で高いアーチ型の天井で空間を広く使い、装飾を排除したシンプルさを特徴とした近代建築だと説明しています。
「レオパレス21」は8日、アパートの施工不良問題に関し、7月末時点で2万2139棟に不備が見つかったと発表しています。
6月末時点の公表数から2千棟以上増加しました。物件の調査が続いており、不備はさらに拡大する可能性があるとのことです。
「レオパレス21」は住戸を仕切る壁が天井裏に設置されていないなどの施工不良について、施工した全物件の3万9085棟を調査しています。
問題を巡り「レオパレス21」は、物件の改修工事の完了時期を延期すると公表しています。
< 大久保方面(北西側)からの眺望イメージ(画像:東京急行電鉄) >
東京急行電鉄と東急レクリエーションは、東京・新宿の歌舞伎町で進めている再開発で、高さ約225メートルの高層ビルの新築工事に8月から本格着工すると発表しています。「新宿TOKYU MILANO」跡地を中心に建設し、映画館と劇場、ライブホールなどのエンターテインメント施設とホテルからなる複合施設で、2022年度開業を目指します。
2014年に閉鎖した映画館「新宿ミラノ座」などを含む新宿TOKYU MILANO跡地を中心とした大型再開発で、計画名は「歌舞伎町一丁目地区開発計画」。地上48階、地下5階などの高層複合施設には、東急とソニー・ミュージックエンタテインメントの共同出資会社が運営するエンタメ施設と、東急ホテルズが運営する宿泊施設を整備します。
12~15階には約8スクリーンを備える映画館を、8~11階には約850席の劇場、地下1~地下4階には最大約1500人を収容するライブホールが設けられます。宿泊施設の高層階にはアートや音楽など街の文化を織り込んだ客室などを整備。映画館・劇場・ライブホールなどのエンタメ機能とホテルが連動し、「日本のナイトタイムエコノミー」の活性化に貢献するとしています。
再開発計画では、観光拠点としてリムジンバスの乗降場整備や、西武新宿駅前通りのリニューアルなどで街づくりにも貢献。隣接する「シネシティ広場」を中心とした公共空間と新施設が一体となったエリアを整備し、回遊とにぎわいを創出するとしています。
新施設の完成は、東京急行電鉄が創業100周年を迎える2022年8月末の予定です。
「レオパレス21」は31日、施工不良問題で、改修完了時期を見直すと発表しています。当初、不良・不備が発覚した物件全棟の改修完了を10月末としていましたが、全棟の調査を終えた段階で改めて完了時期を設定するとしており、現時点では調査完了のめどが立っていない状況です。国土交通省は今秋までの改修完了を指示しており、同社に対し、厳しい処分が下される可能性があります。
同社は、国交省の指示を受け、6月までに全アパートで施工不良や不備がないかの調査を完了させ、10月末までに全棟の改修を終えると明言していました。
今回、昨年の段階で施工不良が発覚した「ゴールドネイル」などの優先調査対象物件については、10月末までに調査を完了させ、改修工事完了を来年6月末に見直すとし、さらに、優先調査対象以外の物件については、10月中旬をめどに公表するとしています。
同社としては、新たな施工不良が発覚し、調査対象が増えた中で、外部の一級建築士による調査が十分に行えなかったためと説明。「重ねて心配と迷惑をかける事態となり、衷心より深くおわびする」とコメントしていますが、会見も開かず、広報によれば、役員らに対しても、現段階では処分を行うことはないとしのことです。
<安田顕> <村上佳菜子>
<安田顕>(45)主演の愛知発地域ドラマ「『黄色い煉瓦』~フランク・ロイド・ライトを騙した男~」(夜10:00~11:00、NHK BSプレミアム)が、11月27日(水)に放送されることが決定。愛知県名古屋市出身の元フィギュアスケート選手<村上佳菜子>(24)が、ドラマ初出演することが発表されています。
同作は、帝国ホテルを飾った黄色いれんがの製造に関わった職人たちの実話を基にした物語です。愛知・常滑市に実在した「久田吉之助」(安田顕)の真実を女性ライター「佳野久美」(村上佳菜子)が取材を重ねていく中で、久田吉之助の真実に触れ、詐欺師ではないのでは?と疑い始ます。
<久田>は、大正時代のはじめに「黄色いれんが」を焼くことができた日本で唯一の職人といわれていますが、現在市販されている書籍では、「(世界的な建築家である) <フランク・ロイド・ライト> を騙した詐欺師」「不良業者」と書かれているといいます。果たしてその真相は、どうだったのでしょうか。
2017年5月より工事中でした兵庫区役所新庁舎(神戸市兵庫区)が、7月28日に完成記念式典を開催、8月13日(火)に業務を開始します。
兵庫区総合庁舎は神戸市内の区役所の中で最も古く、手狭さや設備の老朽化に加え、バリアフリー化の必要性などの課題があり、以前より区民から整備についての要望が寄せられていました。新庁舎の整備について検討を行った結果、区役所庁舎は区民ホールを併設して湊川公園内に、消防署庁舎については現在の総合庁舎を解体した場所に建設することとし、2017年5月末、新庁舎の建設工事に着工し6月末に区役所庁舎の建物部分が完成しています。
新庁舎は地上9階地下1階、ユニバーサルデザインや環境への配慮、公園との連携、災害時の防災拠点機能、周辺施設からのアクセスなど、区民にとって安全・安心を確保し、快適で地域の活性化につながる区の拠点として整備。1階の「多目的ホール」は、デジタルサイネージによる区の魅力や市政情報などの情報発信や、イベントスペース・作品展示コーナーとして区民に開放。2階は音響や照明など充実した舞台装置、客席360席を有し、地元企業の株式会社神戸マツダがホールの緞帳(どんちょう)を贈呈した「区民ホール」、6階には全市で初めて、子育てに関する専門的知識を有する担当者が常駐する室内で子育て中の親子が気軽に集い、語り、子育て相談や情報提供を行う「子育て広場」が開設されています。
また今後は、庁舎整備に合わせて湊川公園のリニューアルも予定。常設屋根を設け、日常は子どもの遊び場(ふわふわドーム)として、イベント利用のステージが必要な時にはドームの空気を抜いて上部にステージが設置できる広場(2019年度)、幼児を対象とした遊具広場やボルダリングなどの健康広場およびパークタウン側スロープの設置(2020年度)、交番の新設(2021年度)などが整備される予定となっています。なお、消防署は8月5日から荒田公園内の仮設庁舎で業務を行い、消防署新庁舎は2021年度中の完成を目指して進められます。
< (画像:有馬グランドホテル) >
有馬グランドホテル(神戸市北区)は客室棟の旧東館を一新し、「別墅 結楽」の名称で26日、営業を始めました。
建て替えた宴会棟も同日開業し、国際会議などにも対応できるよう、最大800人が収容可能な大型ホールとなっています。
両棟とも築50年程度と古く、昨年5月からの耐震工事に合わせて改装しました。
新しい客室棟は全75室。定員が2~6人の部屋をそろえ、各室の面積を従来比1・5~2倍に広げています。特に2、7階は、有馬温泉の金泉か銀泉の露天風呂を全室に備え、高級感を演出。宿泊客しか立ち入れない特別な空間となっています。
< 東急百貨店「東横店」(画像:東急百貨店) >
東急百貨店は7月22日、渋谷駅に直結する「東横店」(東京都渋谷区)の営業を2020年3月31日で終了すると発表しています。東京急行電鉄(東急)が進める渋谷駅周辺の再開発事業に伴うもので、前身の「東横百貨店」が1934年(昭和9年)に創業して以来86年でその歴史に幕を下ろします。
地下1階の食品売り場は営業を継続します。
「東横店」は1934年、東急(当時は「東京横浜電鉄」)の百貨店部として創業。1951年には「のれん街」の発祥となる「東横のれん街」を開設しています。1967年には渋谷に本店をオープンしていますが、「東横店」は渋谷駅直結の利便性から親しまれ、特撮映画「ガメラ3邪神〈イリス〉覚醒」(1999年3月6日公開)内で破壊されたこともあるなど、渋谷駅周辺のランドマークにもなっています。
現在の「東横店」は「南館」と「西館」の地上9階・地下1階。創業の地だった「東館」は2013年3月に営業を終了、「東横のれん街」も渋谷マークシティに移っています。跡地には2027年度にも「渋谷スクランブルスクエア」の第2期工事のビルが建設されますが、同社として再出店するかは現時点では未定といいます。
東急百貨店は「渋谷は最重要拠点」として、東横店の営業終了に合わせ、同店地下1階食品売場、本店と渋谷ヒカリエ内の「ShinQs」で、店舗・売場の魅力向上に向けた諸施策を実施していくとのことです。
2017年12月に閉館した 「六甲山ホテル」 (神戸市灘区)が7月20日(土)、「六甲山サイレンスリゾート」としてリニューアルオープンします。
1929年に 「宝塚ホテル」 の別館として開業、88年にわたり親しまれた「六甲山ホテル」。2007年には国の近代化産業遺産にも認定された六甲山ホテルの歴史を引き継ぎ、建築界の巨匠<ミケーレ・デ・ルッキ>の手によって約2年間の修復工事を実施。イタリアの知恵・修復技術と日本独自の工芸技術を融合させ「六甲山サイレンスリゾート」として蘇っています。
「六甲山ホテル」は「旧館」として営業され、1階のレセプションエリアには写真や資料を展示するアーカイブ・ギャラリー、2階にはカフェテリアを設置。六甲山ホテルの面影を所々に残しつつ、木のぬくもりを感じながらも高級感のある施設に生まれ変わっています。子どもたちが遊べるキッズルームのほか、家族や友人でゆっくり過ごせるプライベートルームも完備。
また、旧ジンギスカンレストランは、瀬戸内海の豊富な海の幸と六甲の自然が育む食材を中心としたグリル・レストランとして営業され、六甲山の豊かな自然と阪神間の町並みを眺めながらゆったりと食事が楽しめます。
今後は、自然に囲まれた円形の宿泊施設、オードトリウム、多目的ホール、教会を建築する予定があるようです。
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