『火垂るの墓』@読売テレビ・日本テレビ系
8月
15日
今夜<21:00>より「読売テレビ・日本テレビ系」の『金曜ロードショー』にて、1988年4月16日より公開されましたスタジオジブリ作品『火垂るの墓』の放送があります。
太平洋戦争終結間近の神戸を舞台に、戦災孤児の14歳の少年「清太」と4歳の妹「節子」兄妹が懸命に生きる姿と、彼らがたどる悲劇的な運命を描いた名作アニメーション作品です。神戸の大空襲(1945年6月5日)を体験した作家<野坂昭如>による直木賞受賞短編小説『アメリカひじき 火垂るの墓』(1968年)を、スタジオジブリの<高畑勲>が、脚本・監督を務め映画化しています。
空襲により母を亡くした「清太」と「節子」の兄妹は、遠い親戚である小母さんの家に引き取られることになります。しかしそこでの生活は上手くいかず、「清太」たちは家を出ることになります。 幼い兄妹2人きりの生活は、楽しくも苦しいもので、「清太」たちは次第に食べるものにも困るようになっていきます。 そんななか、次第に元気をなくしていく「節子」でした。「清太」はなんとか妹を救おうとしますが、戦争という残酷な現実は、2人を追い詰めていくのでした。
「清太」に<辰巳努>、「節子」に<白石綾乃>、「清太・節子の母」に<志乃原良子>、「親戚の叔母さん」に<山口朱美>ほかが声を当てています。