「1ドル=146円74銭~146円75銭」
7月
11日
11日午前の東京外国為替市場で、円相場は下げに転じています。10時時点は「1ドル=146円54〜55銭」と前日17時時点と比べて28銭の円安・ドル高でした。10時すぎには一時「1ドル=146円82銭近辺まで下げ幅を広げています。
10日、<トランプ米大統領>が自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」でカナダからの輸入品に対して8月1日から(35%)の関税を課すとの書簡を公表しました。<トランプ米大統領>の通知を受けてカナダドルへの売りが膨らんでいます。
米国が交渉中の各国に対しても強硬的な関税政策を進めるとの思惑が一段と強まり、景気が下押しされるとの警戒から、円やユーロなどの主要通貨がドルに対して売られています。
10時前の中値決済に向けては、ドル不足との声が聞かれ、輸入企業など国内実需勢による円売り・ドル買い観測が広がったことも、円相場を押し下げています。